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  1. 糸島市議会 2014-03-19
    平成26年 予算特別委員会(第1日) 本文 2014-03-19


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    〔午前10時00分 開会(開議)〕 ◯議長(浦 伊三次君)  ただいまより予算特別委員会を開会いたします。  予算特別委員会を開会するに当たり、糸島市議会条例第9条及び第10条の規定に基づき委員長の選任を行います。  お諮りいたします。委員長には谷口一成議員を選任したいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯議長(浦 伊三次君)  御異議なしと認めます。よって、委員長には谷口一成委員を選任することに決定いたしました。  ここで谷口委員長と交代します。 3 ◯委員長(谷口一成君)  ただいま委員長に選任いただきました谷口でございます。円滑かつ慎重な審査が行えますよう、皆様の御協力をお願いいたします。  ここで副委員長の選任を行います。  副委員長には田原耕一委員を選任したいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯委員長(谷口一成君)  御異議なしと認めます。よって、副委員長に田原耕一委員を選任することに決定いたしました。  本特別委員会は、糸島市議会委員会条例第19条の規定に基づき、委員長の許可により傍聴を許可いたします。  それでは、委員会の運営方法についてお諮りします。  本特別委員会は、議案第23号から議案第32号までの10議案を一括して審査いたします。  最初に、総括質疑を行います。平成26年度当初予算の概要の説明を受けた後に、1人10分以内で質疑を行います。
     次に、平成26年度一般会計予算の概要と歳入全般についての説明を受け、第2表継続費、第3表債務負担行為、第4表地方債の順に質疑を行います。  続いて、歳入に関する質疑を款ごとに行います。  歳出については、款ごとに説明を受け、それぞれ質疑を行い、平成26年度一般会計予算を終了いたします。  その後、各特別会計及び企業会計ごとに説明を受け、質疑を行います。  全ての議案の質疑終了後に討論の省略をお諮りして議案第23号から議案第32号の順に採決を行います。  なお、議案に対する質疑につきましては、一般会計では1人1款20分以内とし、特別会計及び企業会計では1人1会計20分以内とします。  また、質疑の際は、予算書のページ数及び予算書の款、項、目を明確にされた上で議題に沿って、その範囲を超えないよう簡潔に発言してください。  以上のような委員会運営を考えておりますが、よろしいでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯委員長(谷口一成君)  御異議ないようですので、そのように運営させていただきます。  執行部におかれましては、的確な説明及び答弁をいただきますようお願いいたします。  これより総括質疑に入ります。  平成26年度当初予算の概要について、執行部の説明を求めます。田浦総務部長。 6 ◯総務部長(田浦晃幹君)  おはようございます。平成26年度予算特別委員会の冒頭に当たりまして、平成26年度当初予算の概要について御説明を申し上げます。  まず、本市の財政状況でございますが、これまでの決算状況や基金残高、地方債残高各種財政指標の推移などを見てみますと、合併時の厳しい状況から着実に改善をいたしております。  しかし、類似団体と比較しますと、歳入面では市税等の自主財源の割合が低く、歳出面では公債費や扶助費の割合が高い反面、投資的経費の割合は大きく下回っている特徴がございまして、政策的、臨時的な経費に充てることができる財源に余裕がない、いわゆる硬直化した財政構造となっております。  次に、中長期的な財政見通しといたしましては、景気回復の兆しは見えつつも、市税収入の好転は見込めず、地方交付税の合併算定替特例措置の段階的縮小、廃止など、一般財源収入総額は減少していくことが見込まれます。  一方では、医療や介護、福祉関係経費の増加に加え、道路や橋梁などを含む公共施設の長寿命化、あるいは社会体育施設の整備、雨水排水事業など、多額の経費を要する懸案事項を抱えておりまして、厳しい行財政運営が想定されるところでございます。  このような中で、平成26年度予算は次のような基本的考え方により編成をさせていただきました。  1点目は、骨格予算での編成でございます。  御存じのように、2月に市長選挙を控えておりましたので、一部の政策予算を除く予算となっております。  なお、現在、市長公約実現化プランの策定に向け事務を進めておりますけれども、新規事業や政策的経費等につきましては、6月補正予算において計上させていただき、当初予算とあわせて通年予算とさせていただく予定でございます。  2点目は、元気で魅力あるいとしまの持続と発展でございます。  依然として厳しい財政見通しではございますが、糸島市の成長、発展を確実なものとするため、第1次糸島市長期総合計画を基調としたこれまでの取り組みの継続と、一層の推進に向けた予算といたしております。  また、基本方針として“ブランド糸島”の確立を初めとする11の項目を政策の柱に据え、各種事務事業に取り組んでまいります。  3点目は、発展と堅実のバランスを図る中での予算編成でございます。  第1次糸島市行政改革大綱の基本方針のもと、職員数の削減や民間委託の推進、枠配分予算の導入などの行財政健全化計画の遂行によりまして、将来においても持続可能な財政運営を維持していきたいと、このように考えております。  続きまして、予算規模でございますけれども、一般会計の総額は321億5,066万5,000円で、前年度に比べまして4億6,189万7,000円、1.4%の減となっております。これは、臨時福祉給付金給付事業の実施、あるいは福祉、医療、介護への負担増などによりまして、民生費が約9億6,000万円の大幅な増となりましたけれども、骨格予算であること、また、公債費が約8億6,000万円と大きく減少したことなどによるものでございます。  歳入予算の構成比につきましては、地方交付税が92億3,500万円で28.7%を占めております。続いて市税、国庫支出金、県支出金の順となっております。  市税などの自主財源の割合は32.4%で、地方交付税国県支出金などの依存財源の割合67.6%を大きく下回っている状況でございます。  歳出の特色といたしましては、扶助費が89億4,203万6,000円でございまして、前年度比1億9,660万円、2.2%の増となっておりまして、合併後最大でございます。  公債費は35億3,737万2,000円で、過去に借り入れました大型事業の償還終了などによりまして、前年度比8億5,721万9,000円、19.5%の大幅な減となっております。  人件費は52億5,211万1,000円で、職員数の削減などによりまして前年度比1億3,164万3,000円、2.4%の減となっております。  また、普通建設事業費は32億8,361万7,000円で、都市基盤整備や教育施設の整備などにより前年度比1億2,022万2,000円、3.8%の増となっております。  最後に、特別会計、企業会計を含みます予算総額につきましては、606億7,325万2,000円で、前年度比6億1,505万5,000円、1.0%の増となったところでございます。  以上が平成26年度当初予算の概要でございます。 7 ◯委員長(谷口一成君)  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。徳安委員。 8 ◯8番(徳安達成君)  質疑をさせていただきます。  ただいま部長のほうから御説明がありましたが、説明の中に行財政の効率化、合理化、そして、経費の削減が功を奏しているという説明がございました。確かに合併によって財政状況厳しい中で、着実に改善していると思っております。この行財政改革の効率化や合理化等の取り組みと、その成果についてお伺いしたいと思います。 9 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 10 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  行財政の効率化、合理化、経費削減というのは、主に行政改革の中でも歳出削減策として取り組んでいるものでございます。この歳出削減策につきましては、民間活力を生かした業務の民間委託、それから、職員数の削減、枠配分予算の導入、起債の繰り上げ償還、こういったものに取り組んでまいりました。これらの取り組みを行うことによって、平成23年度から平成27年度までの5年間で約23億4,800万円の歳出減を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 11 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 12 ◯8番(徳安達成君)  基本的には歳出削減というふうなお話だったと思いますが、その中で枠配分予算のお話も言及されました。糸島市としては、基本構想や長期総合計画に基づいて市政運営、そして、まちづくりを行っているわけでございますけれども、この予算を編成するに当たって、特に注意された点というのはどういうところがあるのか、お尋ねいたします。 13 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 14 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  総務部長からも説明ございました26年度の当初予算は、一部政策経費を除く骨格予算となっております。しかしながら、その中にも市長公約の実現、それから長期総合計画の施策を着実に進めるために、主要な投資的な事業について実施計画を策定いたしました。その実施計画を策定した上で、予算に組み込み、編成をしているものでございます。  以上でございます。 15 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 16 ◯8番(徳安達成君)  枠配分について、先ほど言及されたと思いますが、昨年、私もこの枠配分について質疑をさせていただきました。そのときの答弁の中に、重点施策についてはインセンティブをつけてやっていく、そのような答弁があったと思いますが、本年度の予算の中ではどのようになっているのか、お尋ねをいたします。 17 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 18 ◯財政課長(嘉村文枝君)  重点施策につきましては、枠配分予算の範囲外としております。別枠といたしまして予算枠を3,000万円上限として設定いたしまして、各課から要求をいただいたところでございます。 19 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 20 ◯8番(徳安達成君)  ことしもインセンティブをつけて特色のある骨格予算にはなっているということで理解いたします。  それで、合併の算定替というのが平成27年から特例措置が終了していくわけでございます。平成27年から約1.5億円の減少ということが想定されていると思いますけれども、この合併算定替に対してどのように対応していくおつもりなのか、この点についてお尋ねしたいと思います。 21 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 22 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  地方交付税の合併算定替、特例措置終了後も市民サービスを維持し、安定した自治体経営を行っていかなければなりません。そのため、行政改革大綱に基づき、今のうちから歳入の確保と行政経営の効率化による歳出の削減、こういったことを強力に推し進めたいというふうに考えております。  これにより生み出した財源をもとに、投資的事業を実施して、地域の活力、それから経済の活性化を生み出すと、さらに自主財源である税収を確保することにつながり、市民サービスを循環させ続けたいと、このように考えているところでございます。 23 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 24 ◯8番(徳安達成君)  ただいま歳入の確保と行政経営の効率化、歳出削減のほうをおっしゃったと思います。議会でも常々歳出削減とともに歳入の確保についていろんな議論がなされておりますし、各議員から提案等もなされていると思います。具体的にどのように行財政改革を進めていくのか、そのお考えをお聞きしたいと思います。 25 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 26 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  行財政改革につきましては、基本方針として5本の柱を定めております。まずは市民ニーズに応える行政経営、それから、2点目が成果重視の事業展開、続いて、柔軟で機能的な組織、職員づくり、それから、議員御指摘あります歳入削減を含めたところの健全な財政運営、最後に市民との協働、九州大学との連携によるまちづくり、こういったものを一体的に行政改革の中で進めていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 27 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 28 ◯8番(徳安達成君)  歳入削減と言われましたけれども、それはちょっと間違いだと思います。  それで、私も昨年、議会の中での研修会がございました。嘉村課長にいろいろ御説明を受けながら、市の財政状況について伺ったわけでございますが、例えば、自主財源、主に市税の部分が多いと思いますが、市税の部分が仮に約10億円ふえたと仮定した場合に、実際にこの糸島市の歳入の中で増額されるのは、約2億5,000万円程度、25%程度が市の財政としてふえるというふうな御説明を受けました。将来的には約15億円と言われております合併の算定がえの特例措置が終了する場合に、その地方交付税が減額される予定となっております。そうなった場合に、どの程度の歳入の増加といいますか、歳出の抑制、そこら辺の考えというか、現状というものをお聞きしたいと思います。 29 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 30 ◯財政課長(嘉村文枝君)  これまで合併後の糸島市の決算におきましては、実質単年度収支が約10億円ほど毎年出ております。今、委員おっしゃいました15億円の合併による特例分を15億円としましたならば、その差額5億円が不足するということが言えます。ただ、将来においての財政需要支出額という見込みは現在のところ具体的にはわかりませんので、これまでの過去の糸島市の決算においての数字としては5億円が必要になるということになってまいります。 31 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 32 ◯8番(徳安達成君)  ということであれば、その5億円というものを歳出削減、もしくは歳入の増加という形で行っていかなければならない、それに向けて行財政改革という形で取り組んでいかれるということだと思います。  最後でございますけれども、これから市民ニーズ、庁舎の問題もあります。総合運動公園の問題もあります。さまざまな市民ニーズがある中で、将来に向けて投資的な予算というものを確保していかなければならないと思います。  市長、その投資的経費について、現在は大変苦しい状況ではございますが、そこをどう確保していくか、その点について御答弁をお願いしたいと思います。 33 ◯委員長(谷口一成君)
     藤田経営企画課長。 34 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  自主財源を確保するためにどのような取り組みかということでございます。これまでの行政改革の取り組みに加えまして、有利な補助金や起債を活用する、また、福岡銀行ファイナンシャルグループとの連携を図る、それから、民間活力のさらなる導入推進を図っていく、公共施設については長寿命化計画を策定し、経費の縮減に努めていくと、こういった新たな取り組みを含めまして、年平均約5億円の効果、その上積みを狙っているところでございます。  以上でございます。 35 ◯委員長(谷口一成君)  いいですか、徳安委員。(「はい」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑。伊藤委員。 36 ◯18番(伊藤千代子君)  平成26年度当初予算についての総括質疑をさせていただきます。  ただいまの質疑にございましたけれども、経費の削減の中で、行革の中で人件費が非常に重要なポイントを占めているということを今感じたんですけれども、ただ、市民に温かいまちづくりをしていくというためには、人材というのは非常に重要なものであります。  その点で、今、糸島市として、例えば、人件費は合併の当時から現在、正職員は何人から何人になったのか、そして、今後、今現在の職員体制の中では、例えば、人口1万人に対して職員の率が何人とかいうような指標がございますけれども、そういう点での糸島市の職員の指標が、県下ではどのような状況になっているのかがわかればお知らせを、まず願いたいと思います。 37 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 38 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  まず、行財政改革の視点から、この職員削減の基本的な考え方について申し述べさせていただきます。  業務を行うに当たりましては、その業務の内容、またサービスが現状よりも、よりサービスが高く経費が安いというものであれば、職員が行うよりも民間委託を進めると、そういった方向で行革大綱、健全化計画では取り組みを進めているところでございます。 39 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 40 ◯人事課長(浦志素彦君)  糸島市の職員数の推移についてお答えいたします。  平成25年4月現在で476名、平成21年の当初の予定が551名でしたので、約80人の削減がなされているという状況でございます。 41 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 42 ◯18番(伊藤千代子君)  今わからないところ、後で教えていただきたいと思います。先ほどの質疑の中で言ったことはですね。  それから、財政構造の弾力性を示す経常収支比率及び実質公債費比率、また将来負担比率が下がってきたというふうに書いてありますが、政令指定都市を除いた一般市の中での順位はどのようになっておりますか。 43 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 44 ◯財政課長(嘉村文枝君)  まず、健全化判断比率でございます。政令市を除きました26市の中で26番目でございます。また、将来負担比率につきましては、26市中20番目でございます。  以上でございます。 45 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 46 ◯18番(伊藤千代子君)  それから、一般市民にとっては、市の予算を考えた場合に、どれぐらいの貯金、あるいは借金があるのかということが非常に関心のあるところなんですけれども、例えば、13ページに基金の残高とか、あるいは、ここに17ページには市債の状況とかが書いてありますが、まず、基金については、市民1人当たりの基金の額はどのようになっておりますか。 47 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 48 ◯財政課長(嘉村文枝君)  基金、市民1人当たり全会計で申し上げますと、6万7,828円でございます。 49 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 50 ◯18番(伊藤千代子君)  それでは、いわゆる借金の関係の市債及びさまざまな普通会計については、1人当たりどのような額になっているのかということをお聞きしたいと思います。  その前に、ここの会計の中には債務負担行為とか土地開発公社の関係の借財については、この17ページには書かれておりませんが、この2点についても実質公債費比率とかに反映するというふうに考えているんですけれども、なぜここに載せてはいないのかを伺います。 51 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 52 ◯財政課長(嘉村文枝君)  おっしゃいますように、実質公債費比率の中に土地改良の償還も含まれるところでございます。ただ、一般的に市債残高、国などに報告する市債残高の中には含めませんので、この概要の中には含めておりません。  また、市民1人当たりの残高のお尋ねでございますけれども、平成26年度末見込みといたしまして、今の土地改良の償還も含めますと、1人当たり52万1,490円でございます。  以上でございます。 53 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 54 ◯18番(伊藤千代子君)  今、御答弁いただきました52万円というのは、先ほど申し上げた債務負担行為や土地開発公社の関係が含まれていないと思うんですけど、それを含めた場合は幾らになりますか。 55 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 56 ◯財政課長(嘉村文枝君)  含めております。 57 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 58 ◯18番(伊藤千代子君)  それから、ちょっと前のほうに戻るんですけれども、歳入面においては、景気回復の兆しは見えつつも、市税収入の好転が見込めずというふうに書いてありますが、やはり来期は非常に大きな消費税の増税等の影響が考えられると思うんですけれども、特に糸島市は小さな業者が多いんですけれども、そういうところへの影響というふうなものも考慮して、ここの分析がされているというふうに理解してよろしいでしょうか。 59 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 60 ◯財政課長(嘉村文枝君)  市税の見積もりにつきましては、税務課のほうにお願いいたしておりますので、詳細につきましては、そちらのほうから御説明をいただけると思いますが、そういう市内の個人、法人の所得の状況及び固定資産の状況などを見積もって算定しておるところでございます。 61 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 62 ◯18番(伊藤千代子君)  9ページのところなんですけれども、9ページに目的別の分類がされております。これは、特に私がお尋ねしたいのは、例えば、民生費、教育費、衛生費、総務費ですね、土木費、消防費、このあたりまでですね、農林水産業費、これらの市の歳出が、財源としては国、県からのどのような割合になっているのかというのを伺いたいと思います。 63 ◯委員長(谷口一成君)  田浦総務部長。 64 ◯総務部長(田浦晃幹君)  財源でございますけれども、今、概要のほうでごらんいただいておりますけれども、予算書のほうに、12ページ、13ページのほうにそれぞれの財源の内訳をつけさせていただいておりますので、そちらのほうでごらんいただければと思います。 65 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 66 ◯18番(伊藤千代子君)  わかりました。  それから、今回、非常に歳出の削減ということを考えられた、さまざまな予算にされているというふうに、私たち思うわけですが、ただ、この中で特に大きな予算が、1つはやはり目を引くのが図書館等の教育関連施設整備事業として、4億436万円という非常に大きな額がここに計上されているわけです。これは、昨年度の実施計画の中では全くありませんでした。  そこで、私がお尋ねしたいのは、市として本当に慎重な予算を組んでいかないと、やはり大変なことになるわけなんですけれども、こういうふうに3年間のローリングできちんと将来を見通した形で予算を組むんだったらまだ理解ができますが、こういうふうな形で突然、入念な準備もなくこういうふうに、昨年度、例えば、九電の要望で土地、建物を買ったわけなんですけれども、こういうようなことが糸島市においては、これ、しょっちゅうあったら困るんですけれども、こういうことについては、市としては非常に巨額の予算ですから、どのようなお考えをお持ちで、実施計画とのすり合わせ等に関してはどのようなお考えでやっていらっしゃるのかを伺いたいと思います。 67 ◯委員長(谷口一成君)  福嶋市民部長。 68 ◯市民部長(福嶋 剛君)  先ほどの税の関係でございます。  消費税増税後の景気動向につきましては大変不透明であり、見込むことは難しい状況でございます。したがいまして、平成26年度の市税の予算につきましては、平成25年度の課税実績をもとに算定をしているところでございます。  以上です。(「時間ですよ」と呼ぶ者あり) 69 ◯委員長(谷口一成君)  時間になった。(「答弁までですよ、答弁」と呼ぶ者あり)柴田企画部長。 70 ◯企画部長(柴田 潔君)  図書館の整備充実という部分では、この市の長期総合計画の基本計画の中にもそういったことで上げておりますし、そういった視点で、まず考えております。  実施計画につきましても、昨年の実施計画についても、この図書館の整備費用については上げていないと言っておられましたけれども、上げております。  以上です。 71 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。柳委員。 72 ◯5番(柳 明夫君)  合併算定替の特例措置の件ですけれども、先ほどの徳安委員の質問にございましたけれども、平成27年度から段階的に縮小が始まって、終了するのは平成32年度ということでよろしいんでしょうか。 73 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 74 ◯財政課長(嘉村文枝君)  はい、お見込みのとおりでございます。(「平成31年度」と呼ぶ者あり)
    75 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員、ちょっとお待ちください。嘉村財政課長。 76 ◯財政課長(嘉村文枝君)続  平成31年度の終了でございます。失礼いたしました。 77 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 78 ◯5番(柳 明夫君)  この算定替の特例措置があることによって、日本政策投資銀行というところが発行した文書をちょっと見てみたんですけれども、これは合併市町村が直面する財政上の課題という文書があるんですけれども、それによりますと、糸島市の場合、平成23年度で合併算定替の増加額というのが、ここでは13億800万円という数字が示されているわけです。先ほど15億円というお話もありましたが、直近のデータでもう少し正確に、そこはおっしゃっていただけませんでしょうか。 79 ◯委員長(谷口一成君)  嘉村財政課長。 80 ◯財政課長(嘉村文枝君)  直近の正確なデータは、平成24年度の決算でございます。平成24年度の決算での合併算定がえと合併しなかった場合の差額につきましては、14億5,613万8,000円でございます。  以上でございます。 81 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 82 ◯5番(柳 明夫君)  14億円ということですね。それで、この金額が失われていくということは、もちろん大変大きな影響を市の財政に与えるわけでありますけれども、各費目の中で、こういう言い方をしたらいいかどうか、私も新人ですのでよくわからないところがあるんですけれども、例えば、民生費であるとか、土木費であるとか、そういう各費目の中で、この合併算定替の特例措置が失われることによって最も影響を受けるもの、これはどのような費目になるでしょうか。 83 ◯委員長(谷口一成君)  田浦総務部長。 84 ◯総務部長(田浦晃幹君)  今の御質問でございますけれども、あくまで一般財源としてこの交付税を受け入れさせていただきますので、どこに特化してということではないかというふうに思います。全体的に影響があると、このように答弁させていただきます。 85 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 86 ◯5番(柳 明夫君)  それでは、今、交付税措置を受けている費目といいますか、一般会計の中で、それはどういう費目が一番多いのか、あるいは2番目、3番目というところまで、おわかりになればお答えいただければと思います。 87 ◯委員長(谷口一成君)  資料ありますか、執行部。どうですか。ないならないで、田浦総務部長。 88 ◯総務部長(田浦晃幹君)  今、ちょっと資料持ち合わせておりませんけれども、委員が御希望されております分析については、ちょっと実際の資料見ながら机上で計算させていただかないとお答えできないかというふうに思います。 89 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 90 ◯5番(柳 明夫君)  これで終わります。よろしくお願いいたします。 91 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯委員長(谷口一成君)  質疑なしと認めます。以上で総括質疑を終了いたします。  続きまして、議案第23号 平成26年度糸島市一般会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。田浦総務部長。 93 ◯総務部長(田浦晃幹君)  それでは、議案第23号 平成26年度糸島市一般会計予算につきまして、予算書のページを追って御説明を申し上げます。  まず、1ページをお願いいたします。  平成26年度糸島市一般会計予算につきましては、第1条の歳入歳出予算から第6条の歳出予算の流用までをそれぞれ定めさせていただいております。  第1条の歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額は321億5,066万5,000円でございます。  第2項の第1表歳入歳出予算につきましては、2ページから4ページにかけて1款.市税から21款.市債までの歳入を計上させていただいております。  また、5ページから7ページにかけて、1款.議会費から14款.予備費までの歳出を計上させていただいております。  第2条の継続費については、8ページの第2表継続費において、前原中学校校舎改築事業の総額、年度、年割額を定めさせていただいております。  第3条の債務負担行為については、9ページの第3表債務負担行為において、利子補給やネットワーク機器等賃借料など9件について、期間と限度額を定めております。  第4条の地方債については、10ページの第4表地方債において、合併推進債など24件について限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めさせていただいております。  第5条の一時借入金については、借り入れの最高額を20億円と定めております。  第6条の歳出予算の流用については、職員の人件費は同一款内で流用ができることを定めているところでございます。  続きまして、歳入歳出予算の明細について御説明申し上げます。  まず、歳入でございますけれども、14ページをお願いいたします。  1款の市税は、合計で86億8,923万4,000円で、前年度比6,555万5,000円、0.7%の減となっております。個人市民税や市町村たばこ税の減が主な要因でございます。  続いて、18ページをお願いいたします。  2款.地方譲与税から22ページの9款.地方特例交付金までは、前年度の決算見込み額などをもとに計上させていただいております。  なお、6款.地方消費税交付金は、消費税率の引き上げに伴い1億4,000万円の増を見込んでおります。  10款.地方交付税は92億3,500万円で、国が示した地方財政計画などに基づき、前年度比2億9,800万円、3.1%の減を見込んでおります。  11款.交通安全対策特別交付金については、前年度とほぼ同額の1,900万円を計上しております。  24ページをお願いいたします。  12款.分担金及び負担金の合計は6億8,421万7,000円で、前年度比7,751万1,000円、12.8%の増となっております。  26ページをお願いいたします。  13款.使用料及び手数料の合計は4億5,997万9,000円で、前年度比1,666万8,000円、3.8%の増となっております。  次に、30ページをお願いいたします。  14款.国庫支出金の合計は57億3,352万8,000円で、前年度比8億5,940万5,000円、17.6%の増となっております。臨時福祉給付金給付事業費や子育て世帯臨時特例給付金給付事業費の計上などが増の主な要因でございます。  36ページをお願いいたします。  15款.県支出金の合計は27億4,196万6,000円で、前年度比6,441万4,000円、2.4%の増となっております。  次に、42ページをお願いいたします。  16款.財産収入の合計は5,787万2,000円で、前年度比836万2,000円、16.9%の増となっております。  17款.給付金は、650万円を計上いたしております。  42ページの18款.繰入金は、3,007万円を計上しております。当初予算では、財政調整基金からの繰り入れは行っておりません。  46ページの19款.繰越金は、前年度と同額の1億5,000万円を計上しております。  20款.諸収入の合計は3億5,459万8,000円で、前年度比6,295万5,000円、15.1%の減となっております。  50ページをお願いいたします。  21款.市債は24億9,940万円で、前年度比4億6,270万円、15.6%の減となっております。合併推進債、消防施設整備事業、臨時財政対策債などの減が主な要因でございます。  なお、市債の平成26年度末現在高見込み額は300億9,920万1,000円でございます。  説明は以上でございます。 94 ◯委員長(谷口一成君)  これより質疑に入ります。  8ページ、第2表継続費に入ります。質疑ございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯委員長(谷口一成君)  質疑なしと認めます。これで継続費を終わります。  次に、9ページ、第3表債務負担行為に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯委員長(谷口一成君)  これで債務負担行為を終わります。  次に、10ページ、第4表地方債に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯委員長(谷口一成君)  これで質疑を終わります。  次に、歳入の質疑に入ります。  14ページから18ページまでの1款.市税に入ります。質疑ありませんか。黒田委員。 98 ◯14番(黒田公二君)  それでは、15ページの歳入1款.市税、土地の固定資産税についてお伺いをいたします。  2点について伺います。  1点目、この固定資産税の土地の評価の根拠となるのは何かということですね。  それから、2点目、この建築許可を受けずに山林や農地に、随分以前に建設された農業用倉庫などがあります。この部分は宅地と見なして、今現在、課税を順次されています。こういった事例というのが、この糸島市の中にどの程度あるのか。また、どの程度この調査が進んでいるのか、お伺いをいたします。 99 ◯委員長(谷口一成君)
     吉富税務課長。 100 ◯税務課長(吉富一雄君)  まず最初に、評価の方法ですが、評価につきましては、総務大臣の定めました固定資産評価基準に基づき地目別に定められた評価方法により評価しております。  以上でございます。  それと、土地家屋等の評価につきましては、評価の方法としましては、登記や建築確認申請などで客体を把握しておるわけですが、土地家屋の変動につきましては、字図、あるいは航空写真等を使いまして、そういった異動を確認しております。  そういった中で、確認申請等が出されず建てられる家屋等につきましては、先ほど申しました写真、航空写真等で把握しております。  それで、毎年こういった異動というのが100件ほど発見されまして、そういったものを現地を調査しまして課税するという方法をとっております。  以上でございます。 101 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 102 ◯14番(黒田公二君)  この評価の方法ですが、路線価と不動産鑑定による評価をされている。この糸島市の中で、どの地域が路線価で評価され、どの地域が不動産鑑定による評価なのかというのをお伺いします。これ1点ですね。  それから、先ほどの件ですが、建築許可を受けていない建物、今、順次宅地評価をされていますけれども、これ順次ですから、どうしてもタイムラグというのが生じるわけですね。だから、今調査されて見つけたところ、例えば去年課税されますね。同じような条件で無許可で建てた建物、ことし例えば調査されて、ことし課税されると、ここにどうしてもタイムラグが生じる。これ非常に不公平、納税者側から見たら不公平なんですよね。  だから、これは一日も早く調査を終わるべきだと。本来は、まず調査して、そして課税するというのが私は基本だと思います。そういう意味で、いつまでにこの調査が終了するのか、これをお伺いいたします。 103 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 104 ◯税務課長(吉富一雄君)  まず最初に、評価の方法ですが、前原地区につきましては路線価方式をとっております。二丈地区、志摩地区におきましては、この路線価と標準地比準方式の2つの方式で調査を行っております。  あと、委員がおっしゃいます、いつまでかということですが、毎年航空写真を撮っておりまして、毎年毎年の写真の中で確認しておりますので、私のほうとしては、全家屋、あるいは土地等を調査しながら、公平性を保てるよう、調査を密にやっております。  以上でございます。 105 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 106 ◯14番(黒田公二君)  それはわかるんですよね。だから、新たに無許可でというのが見つかるかもしれませんね。ただ、特に志摩、二丈で、今まで課税されていなかった部分で、急に課税対象になるわけですよね。だから、そういう意味で、私は期限を決めて、大変かもしれんけれども、期限を決めて調査を急ぐべきだというふうに思いますので、もう一回この辺についてお伺いしたい。  それと、先ほど路線価、前原地域は路線価ですよね。それから、二丈、志摩では一部路線価で一部不動産鑑定ということになりますね。そうしてくると、この不動産鑑定というのは、全部を網羅できないんですよね。例えば、ある集落から離れた場所については、これ個別協議になってきます。じゃ、個別協議でここでなかなか同じ条件で、なかなか同じような個別協議ができないという部分がどうしても出てきます。トラブルが生じる可能性というのは十分出てきます。そういう意味で、私は、これも予算がかかわる話なので、できるだけ早く路線価で統一すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 107 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 108 ◯税務課長(吉富一雄君)  路線価につきましては、私のほうでも必ず必要だと思っておりますので、いろんな地域の調査をさせていただきながら、早期に導入できるようにしたいと思います。  以上でございます。 109 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 110 ◯14番(黒田公二君)  先ほどの調査の件、もう一回答弁してください。 111 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 112 ◯税務課長(吉富一雄君)  調査の件につきましては、早期に調査いたします。  以上です。 113 ◯委員長(谷口一成君)  福嶋市民部長。 114 ◯市民部長(福嶋 剛君)  先ほどの評価方法の件でございますが、全ての地域を路線価方式にするのには約5,000万円、それと時間と、それと職員数を必要といたします。それで、将来に向けまして、その検討を行ってまいりたいと。  それから、評価漏れの件につきましては、毎年航空写真を撮っておりまして、それと字図の縮尺を合わせて、現在、家が建っている地域を登録しておりますので、そこに家が建っておればエラーが出るようなシステムになっております。それによって把握をし、毎年毎年全てを潰しているというような状況でございます。  もしかしたら、委員が言われるような評価漏れがあるかもしれませんが、ないように今後とも努めてまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり) 115 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。柳委員。 116 ◯5番(柳 明夫君)  質問させていただきます。  私は1款1項.市町村民税、14ページ、15ページですね。まず、個人市民税の予算額が、これが5,300万円ほど、前年度予算額に比べて減額になっているわけですけれども、ここに調定見込み額というものが示されているわけですけれども、この調定見込み額というものは、何をもとに、どのように出されているのか、お聞きしたいと思います。 117 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 118 ◯税務課長(吉富一雄君)  市税の収入の算定につきましては、平成24年度の決算、あるいは平成25年度の調定、あるいは収納状況などを勘案しながら、平成26年度の予算を立てております。特に市町村民税につきましては、前年比を対比しながら算定しました。給与所得につきましては、前年の0.99倍、農業所得につきましては、前年の0.99倍、年金所得を1.02倍、その他を1.00倍で積算いたしました。  以上でございます。 119 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 120 ◯5番(柳 明夫君)  事業所得は1.00倍、これは横ばいという見通しですね。一般的に駆け込み需要というのが発生しておりまして、平成25年度分については若干の伸びがあるのではないかという、そういう報道もあるわけですけれども、そういうことは考慮されていないということですね。 121 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 122 ◯税務課長(吉富一雄君)  そういうことになります。  以上です。 123 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 124 ◯5番(柳 明夫君)  それでは、この糸島市の個人の平均所得金額と県の平均額、そして、それは糸島市の場合、県内で何番目の水準なのか。そして、もう1つ、非課税の人が市内の何%になるのか、お答えいただければお願いしたいと思います。 125 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 126 ◯税務課長(吉富一雄君)  まず、税の県内の順位でございますが、市民1人当たりの個人市民税額は14番目でございます。あと、法人市民税額は26番目、固定資産税額は25番目、軽自動車税額は16番目、市町村たばこ税は25番目、国保税と都市計画税を除く全体では28市中23番目ということでございます。  あと、非課税の件につきましては、全体の人口は約10万人でございまして、そのうちの二十歳以上が約8万人でございます。その中から課税世帯、申告していただいております課税数を除きました数で約3万6,000人ほどを見込んでおります。  以上でございます。 127 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 128 ◯5番(柳 明夫君)  その個人の平均所得金額というのはわかりませんか。いかがでしょうか。 129 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 130 ◯税務課長(吉富一雄君)  平均所得額がちょっと算定をしておりませんが、糸島市の義務者数3万8,226人のうち、段階別に申し上げさせていただきたいと思いますが、所得が200万円以下が48%、200万円から400万円が34%、400万円超が18%でございます。  以上でございます。 131 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 132 ◯5番(柳 明夫君)  ありがとうございました。  それから、法人でございますけれども、ここに法人の課税の場合に1号から9号まで、これは均等割でございますね。この1号から9号まで、これは資本金額や従業員数によって分けられていると思うんですが、それぞれどういう区分なのかということを、ちょっと具体的に御説明いただければと思います。 133 ◯委員長(谷口一成君)  吉富税務課長。 134 ◯税務課長(吉富一雄君)  まず最初に、1号法人でございますが、資本金1,000万円以下で従業員が50人以下、2号法人は資本金1,000万円以下で従業員50人超、3号法人は資本金1,000万円超1億円以下で従業員50人以下、4号法人は資本金1,000万円超1億円以下で従業員50人超、5号法人は資本金1億円超10億円以下で従業員50人以下、6号法人は資本金1億円超10億円以下で従業員50人超、7号法人につきましては、資本金10億円超50億円以下で従業員50人以下及び資本金50億円超で従業員50人以下です。8号法人につきましては、資本金10億円超50億円以下で従業員50人超、最後に9号法人につきましては、資本金50億円超で従業員50人超という区分でございます。  以上でございます。 135 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 136 ◯5番(柳 明夫君)  ありがとうございました。  それによりますと、資本金1,000万円以下で従業員が50人以下、この1号法人が1,071社、全体のこれは73.4%を占めていると、非常に法人といっても小さな企業が糸島市の場合、かなりの割合にあるということがわかるわけですけれども、この県全体の1号法人の平均、何%であるとか、あるいはこの73.4%というのが、糸島市の場合、割合が少ないほうから見てどの程度の位置にあるのか、もしわかりましたらお答えいただければと思います。 137 ◯委員長(谷口一成君)
     吉富税務課長。 138 ◯税務課長(吉富一雄君)  済みません、ここにはちょっと資料を持ち合わせておりません。  以上でございます。 139 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 140 ◯5番(柳 明夫君)  わかりましたら後でお願いいたします。  これで終わります。 141 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 142 ◯委員長(谷口一成君)  これで1款.市税を終わります。  次に、18ページ、2款.地方譲与税に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯委員長(谷口一成君)  これで2款.地方譲与税を終わります。  次に、20ページ、3款.利子割交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯委員長(谷口一成君)  これで3款.利子割交付金を終わります。  次に、20ページ、4款.配当割交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯委員長(谷口一成君)  これで4款.配当割交付金を終わります。  次に、20ページ、5款.株式等譲渡所得割交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 146 ◯委員長(谷口一成君)  これで5款.株式等譲渡所得割交付金を終わります。  次に、20ページ、6款.地方消費税交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯委員長(谷口一成君)  これで6款.地方消費税交付金を終わります。  次に、22ページ、7款.ゴルフ場利用税交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯委員長(谷口一成君)  これで7款.ゴルフ場利用税交付金を終わります。  次に、22ページ、8款.自動車取得税交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯委員長(谷口一成君)  これで8款.自動車取得税交付金を終わります。  次に、22ページ、9款.地方特例交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯委員長(谷口一成君)  これで9款.地方特例交付金を終わります。  次に、22ページ、10款.地方交付税に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯委員長(谷口一成君)  これで10款.地方交付税を終わります。  次に、22ページ、11款.交通安全対策特別交付金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯委員長(谷口一成君)  これで11款.交通安全対策特別交付金を終わります。  次に、24ページ、12款.分担金及び負担金に入ります。質疑ありませんか。伊藤委員。 153 ◯18番(伊藤千代子君)  25ページ、12款.分担金及び負担金についてですけれども、これは非常に小さな歳入になってはおりますが、その中で、昨年度から300万円ですね、かなりの率的には減額になっていますが、その減った理由、それを伺います。 154 ◯委員長(谷口一成君)  洞農林水産部長。 155 ◯農林水産部長(洞 孝文君)  この分担金ですけれども、農業、水産業の事業に伴う10%の地元負担ということですので、事業量の減少に伴うものでございます。 156 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 157 ◯18番(伊藤千代子君)  対象として、この事業が対象としているものは何があるのでしょうか。  そして、それから、今、減ったとおっしゃいましたけれども、この事業は地域の行政区、あるいはさまざまな住民の方々の要望に根差したものというふうに考えるんですけれども、それに対して事業が減るということは、地域との話し合いができなかったのか、整備事業自体の要望が少なくてこうなったのか、その辺の事業事情をお知らせ願います。 158 ◯委員長(谷口一成君)  洞農林水産部長。 159 ◯農林水産部長(洞 孝文君)  まず、対象でございますけれども、漁業、かんがい排水施設、すなわち農業用のため池、用排水路、井堰、それと揚水ポンプ、取水ポンプですね、これらの事業が対象となっております。  先ほど事業量の減少に伴うものということで答弁をさせていただきました。これは、今回計上いたしております農業費の分担金の分でございます。農業施設整備事業分担金ということで計上いたしておりますけれども、これ以外に、今度、肉づけ予算、6月補正のほうで、また、ため池等の事業も計上してまいりますので、決して地元の要望が少なくなったということではございませんので、よろしく御理解をお願いいたします。 160 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯委員長(谷口一成君)  先ほどの柳委員の質疑に対する答弁を吉富税務課長がするそうでございますので、許可します。吉富税務課長。 162 ◯税務課長(吉富一雄君)  先ほど柳委員の御質問がありました法人の統計の関係でございますが、資料としてございませんので、報告させていただきます。  以上です。 163 ◯委員長(谷口一成君)  これで12款.分担金及び負担金を終わります。  次に、26ページから30ページ、13款.使用料及び手数料に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯委員長(谷口一成君)  これで13款.使用料及び手数料を終わります。  次に、30ページから36ページ、14款.国庫支出金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯委員長(谷口一成君)  これで14款.国庫支出金を終わります。  次に、36ページから42ページ、15款.県支出金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯委員長(谷口一成君)  これで15款.県支出金を終わります。  次に、42ページ、16款.財産収入に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯委員長(谷口一成君)  これで16款.財産収入を終わります。  次に、42ページ、17款.寄附金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯委員長(谷口一成君)
     これで17款.寄附金を終わります。  次に、44ページから46ページ、18款.繰入金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯委員長(谷口一成君)  これで18款.繰入金を終わります。  次に、46ページ、19款.繰越金に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯委員長(谷口一成君)  これで19款.繰越金を終わります。  次に、46ページから50ページ、20款.諸収入に入ります。質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 171 ◯委員長(谷口一成君)  これで20款.諸収入を終わります。  次に、50ページから52ページ、21款.市債に入ります。質疑ございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯委員長(谷口一成君)  これで21款.市債を終わります。  以上で歳入の質疑を終わります。  ここで暫時休憩といたします。  なお、再開は11時15分といたします。      (午前11時04分 休憩)      (午前11時13分 再開) 173 ◯委員長(谷口一成君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより平成26年度一般会計予算の歳出に入ります。  54ページから56ページまで、1款.議会費の説明を求めます。田浦総務部長。 174 ◯総務部長(田浦晃幹君)  それでは、54ページからの議会費について御説明を申し上げます。  1款.議会費の予算総額につきましては、2億9,208万9,000円でございまして、前年度に比べ838万円、2.8%の減となっております。減額の要因につきましては、議員定数の見直しによるものでございます。  説明は以上でございます。 175 ◯委員長(谷口一成君)  質疑に入ります。伊藤委員。 176 ◯18番(伊藤千代子君)  ああ、ごめんなさい、間違いました。 177 ◯委員長(谷口一成君)  ありませんか。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 178 ◯委員長(谷口一成君)  質疑なしと認めます。  これで1款.議会費を終わります。  次に、56ページから98ページ、2款.総務費の説明を求めます。田浦総務部長。 179 ◯総務部長(田浦晃幹君)  それでは、56ページをお願いいたします。  2款.総務費について御説明を申し上げます。  総務費につきましては、56ページから99ページまででございます。  予算総額は27億5,625万3,000円で、前年度に比べ7,352万4,000円、2.6%の減となっております。  減額の主なものにつきましては、1項7目中の校区まちづくり推進事業費とその他企画費、2項1目中の賦課関係費、3項1目中の戸籍住民基本台帳関係費、4項の参議院議員通常選挙費と糸島市長市議会議員選挙費でございます。今回新たに計上させていただきます主な事業は、庁舎等改修事業費8,210万3,000円、福岡マラソン実施事業費1,700万円、瑞梅寺ダムの再生可能エネルギー導入推進事業1億6,187万2,000円、福岡県知事県議会議員一般選挙費1,117万円などでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 180 ◯委員長(谷口一成君)  質疑に入ります。質疑ありませんか。黒田委員。 181 ◯14番(黒田公二君)  じゃ、69ページ、2款.総務費、1項.総務管理費の庁舎改修工事についてお伺いします。  これは御説明あったように、この庁舎統合に伴って、二丈・志摩支所の改修工事の費用でございます。2点についてお伺いいたします。  以前の議案説明の中で、この志摩支所で地域審議会、それから区長会の要望の中にエレベーター設置の要望がありました。調整結果で、エレベーターは2階までとするというふうに載っています。  いただいた平面図の中にエレベーターが反映をされていません。これはなぜか。また、なぜ2階でとめるのか、その理由についてお伺いします。  それから2点目、この審議会の中で、自家発電をどうするのかというこの問いに対して、太陽光パネルを設置して代替をするということでございますが、この災害時に太陽光、自家発電の代替電源になり得るのか、伺います。 182 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 183 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  まず、本年度の当初予算に志摩庁舎の改修関係で見込んでおります工事費は、証明発行窓口の費用のみでございます。御指摘のエレベーターの工事は、本年度はまだ見込んでおりません。  志摩庁舎のエレベーターの位置が平面図にないという御質問でございます。申しわけございません。お配りした資料には入れておりませんが、計画といたしましては、玄関横に外づけで2階までということで考えておるところでございます。  あと、2階までとした理由でございますが、志摩庁舎2階に障がいをお持ちの方を対象とした子育て支援センターを予定しておりますので、そこまでをエレベーターをつけるという考えで2階までとさせていただいておるところでございます。  もう1点、非常時の発電のことでございますが、これにつきましては、蓄電システムを擁した太陽光発電ということでございますので、これに対応できる部屋といいますか、は災害時に設けます災害対策本部を中心に電源を確保するということで考えておるところでございます。  以上でございます。 184 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 185 ◯14番(黒田公二君)  それじゃ、この7,500万円、工事費、7,500万円と設計費が入っていますよね。7,500万円の内訳というのはどこまでが入っているんですか、これは。 186 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 187 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  工事費7,500万円の内訳でございますが、これにつきましては、平成27年3月をもちまして本庁舎へ二丈・志摩支所を統合するという分に対応した本庁舎分の工事費が主なものでございます。それの内訳につきましては、本庁舎の全体の電源、電話、LAN工事関係の工事で879万円、それと、新館6階でございますけれども、配置といたしまして、教育部を新館の6階に配置する予定にしておるところでございますが、この6階の改修費、照明、空調工事費に2,533万円、それと、二丈庁舎に今配置しております農林水産部、こちらを第1別館のほうに配置するという計画を持っております。これにつきましては70万円。あと、今、庁舎前の線路側の道路がございます。そこのさらに線路側に、南側に車庫が1棟ございます。この車庫が昭和45年の建築でございまして、かなり老朽化しておるという状況がございます。これの建てかえを予定しておりますけれども、これは、これとあわせまして本庁舎内の会議室の不足が予測されますので、この車庫の建てかえに合わせまして、その2階に会議室を3室ほど増設する予定にしております。これの工事費が3,294万円を予定しておるところでございます。あと、二丈・志摩庁舎の証明発行窓口設置工事に100万円というものが主なものでございます。  以上でございます。 188 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 189 ◯14番(黒田公二君)  エレベーターを2階でとめるという話でございますが、2階にそういう障がい者の関連のスペースができると、これは将来的に、高齢社会の中でバリアフリーという観点からすると、これは将来3階も当然使うわけですよね。現段階ではそうかもしれないけれども、将来考えると、私は3階までエレベーターを設置すべきじゃないかと、こういうふうに思いますが、いかがですか。 190 ◯委員長(谷口一成君)  田浦総務部長。 191 ◯総務部長(田浦晃幹君)  今、課長が申し上げましたように、現時点での必要箇所ということで、2階までというふうにさせていただいております。投資効果等を含めたところで検討をさせていただきました結果が2階というふうに現時点では考えておりますが、今後、確かに3階の利用等について、さらに利用の方法等、内容等が変わった場合には、そのことを再検討するということも当然あり得るというふうに思います。現時点はそのような状況でございます。 192 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 193 ◯14番(黒田公二君)  後で増設というのは、これはかなり難しいと思うので、これは十分に検討して、将来どう変わるかわからんわけですから、私はもう3階までぜひしてもらいたいというふうに思っています。  それと、蓄電なんですけど、太陽光パネル、この蓄電というのは何日間蓄電できるんですか。 194 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 195 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  対応時間でございますけれども、20時間程度というふうに聞いております。 196 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 197 ◯14番(黒田公二君)  災害時に太陽光で発電できない場合というのは、これは十分想定をされます。そういう意味で、志摩庁舎、二丈もそうですけれども、やっぱり災害対策本部、ここの非常電源というのは事前に備えが必要ではないか、こういうふうに思いますが、いかがですか。 198 ◯委員長(谷口一成君)  三角危機管理部長。 199 ◯危機管理部長(三角孝志君)  災害時の発電の関係でございますが、今回の太陽光発電機によりまして24時間、約1日分対応できる、全庁的に賄えるということで思っております。  最悪の場合、非常用発電と発電機ですね、あれも各公民館等に備えておりますので、そのあたりを持ってきて代用するというようなことで、万が一の場合には対応していきたいというふうには思っております。  以上でございます。
    200 ◯委員長(谷口一成君)  黒田委員。 201 ◯14番(黒田公二君)  やっぱり事前に、それはそうお金がかかる話じゃないので、事前に設置しとくべきですよ。もう一回。 202 ◯委員長(谷口一成君)  三角危機管理部長。 203 ◯危機管理部長(三角孝志君)  御指摘のものも含めまして、今後十分対応できるように検討していきたいと思っております。  以上でございます。 204 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。松月委員。 205 ◯9番(松月よし子君)  2款.総務費、1項.総務管理費、6目.財産管理費の68ページから69ページにかかっております。総合災害補償保険料につきまして、次の見舞金も関係しております。  まず、総合災害補償保険料はどのような保険か、伺います。 206 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 207 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  この総合災害補償保険料につきましては、市の行事や市民団体が活動する事故により死亡と入院、通院した場合に見舞金支給制度の保険金でございます。 208 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 209 ◯9番(松月よし子君)  その保険の行事に対してですけれども、その対象になる人というか、ものを、人ですね、これは。対象者はどのように設定をしておられるか、伺います。 210 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 211 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  市の主催事業、公民館事業、子ども会事業、行政区事業等の参加者を対象としております。 212 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 213 ◯9番(松月よし子君)  これは、保険は期間は年間ということになるのか、参加している方は全てという対象者になるのかを伺います。 214 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 215 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  期間でございますが、1年を通して契約をしておるところでございます。あと対象者につきましては、先ほど申し上げた行事参加者を対象としておるところでございます。 216 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 217 ◯9番(松月よし子君)  普通の一般の保険でしたら、参加者の参加者名簿とか、そういうものが必要になると思いますけど、市民祭りとか、そういう大きな行事等にもこの補償が、保険が適用されるのかどうか、お伺いをいたします。 218 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 219 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  市民祭りのような行事も対象としております。 220 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 221 ◯9番(松月よし子君)  わかりました。  そうすると、非常にどこから保険の適用というのが非常に難しいと思いますが、次の見舞金に入りますね。見舞金のこの700万円という予算への計上の方法はどのようになさったかをお伺いします。 222 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 223 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  この700万円につきましては、保険金を、これは歳入のほうで出ておりますけれども、同じ額700万円を受け入れるというような予算立てをしております。額につきましては、過去の実績に基づいて計上させていただいておりますが、平成24年度の実績でございますけれども、497万円が実績でございます。 224 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 225 ◯9番(松月よし子君)  その497万円のどのような見舞金が発生したか、一番大きな事例としてはどういうことがあるかをお伺いします。 226 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 227 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  平成24年度の実績でございます51件の中の一つでございますが、済みません、中身につきましての詳細はちょっと持ち合わせておりませんので、調べさせていただきたいと思います。 228 ◯委員長(谷口一成君)  いいですか、松月委員。松月委員。 229 ◯9番(松月よし子君)  これ、件数はどのくらいかも多分持ち合わせておられますか、件数は。 230 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 231 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  平成24年度で51件でございます。 232 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 233 ◯9番(松月よし子君)  聞き漏らしました、済みません、51件ですね。  最後に、市や行政区、公民館活動での保険というのは、ボランティア保険が加入されていると思いますけれども、そこら辺の加入について、掛け金とかが二重になるのではないかと思いますが、どのように思われますか。 234 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 235 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  市で行事関係での保険として加入しておるのはこの保険だけでございます。ボランティア保険という保険に入っておるのではないかという御指摘でございますが、それは主催の団体が個別に入っておられるものではないかなというふうに思われます。  以上でございます。 236 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 237 ◯9番(松月よし子君)  社協とか、そういうところでボランティア活動をするときは、必ずボランティア保険に入ってありますが、これ二重に加入するような形になっていると思いますけど、そのときに保険金、見舞金とか、そういうものはどのような状態になっているんですか。 238 ◯委員長(谷口一成君)  樗木管財契約課長。 239 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  市の保険以外のその別団体が入られた保険の状態がよくわかりませんが、一般的には別に支払われるのではないかなというふうに思われますが、これは申しわけございません、推測でございます。 240 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 241 ◯9番(松月よし子君)  いや、済みません、範囲を超えた質疑になっていると思いますが、私が聞きたいのは、保険料が二重に保険を掛けている状態になっているのじゃないかということで、今、539万6,000円の保険料を支出しておられますが、これが1人の市民に対して2つ補償をするような形になっているので、この保険料が適切なのかどうかということをお伺いしたいと思って質疑をいたしましたが、ボランティア保険のほうは市のほうではないということで、今答弁ができないということですので、私のほうでまた調べてみます。  次に、81ページ、2款.総務費、1項.総務管理費の12目.男女共同参画推進費についてお伺いをいたします。  男女共同参画推進費の中で、苦情処理、女性相談員が受ける件数と内容についてお伺いをいたします。 242 ◯委員長(谷口一成君)  平野人権・男女共同参画推進課長。 243 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  男女共同参画の苦情処理につきましては、現在のところ、苦情処理の申し出はあっておりません。  それから、女性相談の現状でございます。これにつきましては、平成25年度で、2月末ですが、556件あっております。  以上です。 244 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 245 ◯9番(松月よし子君)
     ここ合併しましてから、この件数の推移がどのようになっているかと、それと、この内容についてはどのような内容が多いのかをお伺いいたします。 246 ◯委員長(谷口一成君)  平野人権・男女共同参画推進課長。 247 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  お答えします。  平成24年度が277件でございます。平成25年度の内訳でございますが、DV相談が119件です。それから離婚の相談が78件、その他の相談ということで359件、このその他の内訳でございますが、生き方の問題、性暴力の問題、親子関係の問題、それから心の問題等が相談として上がっております。  以上です。 248 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 249 ◯9番(松月よし子君)  今、平成24年度が227件とおっしゃいましたが、これ、倍の数字になっておりますけれども、何かこういうことが、何か原因がおわかりになられますか。 250 ◯委員長(谷口一成君)  平野人権・男女共同参画推進課長。 251 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  この件数が多くなったということにつきましては、継続的に相談を受けるケースが増加をしているということで、昨年も相談されていた方が相談されるということと、今年度一度相談された方が、また二度三度相談されるということで、件数として上げております。  以上です。 252 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 253 ◯9番(松月よし子君)  ということは、もう継続して、なかなか相談が終了しないということだろうと思いますが、男女共同参画推進事業ということは、これは単なる苦情とか女性相談とか、そういうことだけじゃなくて、この男女共同参画の社会を推進していこうという事業だろうと思いますが、それらを今、分析しておられると思いますけれども、この女性の働き方とか子育て、あるいは介護のあり方とかいうことに関係がしてくるわけですが、この男女共同参画社会推進事業費の中で、少ない事業費なんですけれども、どのような事業を今から展開し、成果を上げようとしておられるかをお伺いします。 254 ◯委員長(谷口一成君)  平野課長。 255 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  男女共同参画につきましては、男女共同参画社会基本計画に基づきまして実施をしているところでございます。そのうちの一つとしまして、男女共同参画を推進する社会づくりということで、これは男女共同参画推進強調月間、6月を強調月間にしております。その中で水無月フォーラムということで行っている部分があります。それから、女性リーダー養成講座、それから、ママの講座とか、就労支援講座とか就職支援セミナーという形でこの事業を行っております。  それから、2つ目としまして、人権を尊重し、支援する社会づくり、これにつきましては、11月が女性に対する暴力をなくする運動ということでなっております。このときに街頭啓発、研修会、出前講座等を行っているところでございます。  それから、DV被害者支援ということで、心のケア講座、それからDV、デートDV啓発ということで、中学校と高校等に講座として行っているところでございます。  それから、もう1つの分ですが、仕事と生活の調和ということで、ワーク・ライフ・バランスでございます。これにつきましては、シニアの子育て応援講座、それから親子クッキング等を行っているところでございます。  以上です。 256 ◯委員長(谷口一成君)  松月委員。 257 ◯9番(松月よし子君)  今たくさん上げられましたけど、具体的に、その波及効果というか、糸島市の市民に対しての具体的な波及効果、どのように今進めておられるか、今そのような政策的なことをおっしゃっても、なかなか波及効果が出てきません。若い方への浸透というか、そういうものもわかりました。  ピンポイントで若い方への波及効果はどのように具体策を持ってあるかを伺います。それで終わります。 258 ◯委員長(谷口一成君)  平野課長。 259 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  特にママ講座とか親子クッキングということで、お母様たち、お父様たちが参加をされて、男女共同参画の推進はどうなんだろうということで講座等に参加をしていっていただいているところでございます。  それから、特に女性リーダー養成講座につきましては、できるだけ若い方に来ていただいてということで、リーダーになっていただくように呼びかけ等は行っているところでございます。  以上です。 260 ◯委員長(谷口一成君)  先ほどの松月委員の保険の関係で、管財契約課長が答弁したいということですので、答弁を求めます。樗木管財契約課長。 261 ◯管財契約課長(樗木芳秋君)  先ほどの見舞金の内容ということで、高額のものということでございますが、行事が、行政区の環境美化活動中に、このときにけがをなされた分の見舞金ということでお支払いをしておる分でございます。  以上でございます。 262 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 263 ◯19番(井上健作君)  2款1項7目.企画費、ページが73ページでございますが、糸島が合併して4年間たちました。そういった中で、一番私はこの校区まちづくりという行政の手腕を大変私は評価をいたしております。市民税の1%、1,000万円ほどを15校区にお配りし、ハードの部分、それからソフトの部分、自分のふるさとである校区を見直すいいきっかけではなかったろうかと思っております。  今回の校区まちづくり推進事業につきましては、この1期目の部分を継続する、また、新たな問題点を見つける、そういった中で、各校区100万円の事業費等々がなされ、制度として少し変化があったと思いますが、この経緯について、まずはお伺い申し上げます。 264 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 265 ◯地域振興課長(末松隆明君)  制度改正の経緯ということでございます。  この4年間の事業で各校区、施設や備品の整備がなされてまいりました。今後はその整備されました備品等を活用してまちづくり事業の継続、充実を図っていただくということに主眼を置いて制度の改正を行ったものでございます。  以上でございます。 266 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 267 ◯19番(井上健作君)  実施計画書が平成26年から平成28年度分まで出されております。その中で、事業期間というのが当初この共創プラン、校区まちづくりという理解の中で、平成22年度から平成27年度、6年間と明示されております。こういった中で、これは校区まちづくりというのは10年がスパンでございまして、総合計画、マスタープラン、これに同等する各校区の問題解決だと私は理解をいたしております。そういった中で、実施計画書の中になぜ、平成22年度から平成27年度、6年間と書かれておるのか、ちょっと私は今度の予算書とあわせて見ていますと疑問に感じましたので、その辺の解明をよろしくお願い申し上げます。 268 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 269 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  実施計画につきましては、基本的にソフト事業については、原則3年で一旦内部評価をするというふうに決めております。これは漫然と事業を継続するのではなくて、事業評価によって改善を行う、また、スクラップ・アンド・ビルドを徹底して事業の選択と集中を図りたいという趣旨で行っているものです。まちづくり基本条例にもうたわれました計画実行評価改善、これを行政系の内部でも徹底するために実施計画の作成要領の中で、一応3年で一旦評価するために金額を空欄にしているということでございます。ですので、廃止するという意味ではなくて、まだそれ以降金額は未確定であり、増減を含んだところで空欄にしているということでございます。  そういった意味で、期間が平成22年から平成27年、6年となっておりますが、3年3年で一旦見直すというか、改善も含めたところで検討させていただくという趣旨で実施計画を定めているところでございます。  以上でございます。 270 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 271 ◯19番(井上健作君)  そういった中で、本年度から、平成26年度以降の事業として説明を受けた中で、平成29年まで4年間とあるんですよね。この意味と、その整合性というのはどのように理解したらいいんですか。 272 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 273 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  平成29年までの4年間という部分につきましては政策的な話でございます。その4年間の政策の中でも、中途で一旦は内部評価をさせていただいて、改善や金額の増減を検討させていただくという、そういう仕分け、役割分担でございます。  以上でございます。 274 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 275 ◯19番(井上健作君)  もう1つあるんですが、先ほど課長がお答えしましたように、この実施計画書には平成26年から平成27年まで、ことしの予算と同じ1,507万5,000円の予算が来年度と再来年度、平成27年度までついておる、3年目になると見直さなければいけない事態が起こる可能性もあるからゼロにしているんだという理解でこの部分はいいわけですね。  それじゃ、その4年間、例えば2年間しかそういった事業ができないのかという、やはり見る側にすると思うわけです。4年間の事業といいながら、なぜそこで区切るのかという理解が、もう少し説明の中でしてほしかったなと思います。  それでは、今回の事業内容についてお伺いをしたいと思いますが、どのように変わったか、具体的に変わったか、端的にお答え願いたいと思っております。 276 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 277 ◯地域振興課長(末松隆明君)  今回の改正点につきましては、大きく3点改正を行っております。まず1点目でございますけれども、実践活動事業と施設等整備事業の区分を廃止しております。2点目としまして、区分の廃止に伴いまして、補助率を90%に統一をさせていただいております。3点目といたしまして、補助限度額を一校区当たり100万円とし、事業数を今まで年間3事業としておったものを事業数の制限を廃止しております。  以上でございます。 278 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 279 ◯19番(井上健作君)  これは大変、やはりまだまだ糸島が合併して4年でございますし、これからやはり成就させるためには継続的な、私はすばらしい事業だと思っておりますので、地元の方々によく説明して、これの活用を促していただきたいということを申し添えて、次に参ります。  2款1項7目、同じページでございます企画費の中で、ことし行われます福岡マラソンのことについて、きのうおとといこれが来ました。その前に、委員会の中で、この福岡マラソンについてダイジェスト版みたいなことで、一応実行委員会と福岡マラソン糸島協力隊、この説明だけは受けましたけれども、この実施要綱、参加者の募集を求めているわけです。この辺の説明が余りなかったので、今回出ておりますマラソン実施事業費として1,700万円、負担金が400万円、これは福岡市との共同でございますので、1億円のうちの400万円を出して糸島が共同でやるということで理解をさせていただきます。  それから、イベント補助金、これが1,300万円、これは応援とか、いろいろな物産市、そういったものについて、それからボランティアの方々のためになさるわけでしょうけれども、本年の11月9日に、フルマラソンで42.195キロ1万人、5キロ2,000人と説明を受けました。この中で、フルマラソンはわかるんですが、この中で参加者の募集の内容がここに書かれております。地元から1,000人という欄がございました。私知りませんでしたけれども、何日か前聞いたことがあるんですが、この内容についてどのように今回の市報の中に掲載をされておるのか、この辺について、今までの実行委員会の経緯、よろしくお願い申し上げます。 280 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 281 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  参加募集の決定に当たりましては、去る2月25日の実行委員会で決定をされました。そして、その翌2月26日に一斉記者発表、それからホームページに掲載をさせていただいた経緯がございます。情報が事前に流出する前にすぐ公表をするということで、実行委員会終了後すぐに公表させていただいたという経緯でございます。  議員おっしゃいましたとおり、事業は計画段階から情報を提供していくものと、参画と協働で行うために、できる限り事前に情報を提供していきたいというふうに考えております。  ただ、こういった大型の自治体共同事業で福岡県警や利害関係者とも協議、交渉しながら意思形成を今図っているという状況でございます。仮に不確定な情報が流れて事業の実施、また地権者等に影響を及ぼす可能性もあります。そこで、公表の項目、内容、日時、場所、こういったところについては細心の注意を払いながら一斉報道を原則としているということでございます。ここのところを御理解いただけたらというふうに考えております。  以上でございます。 282 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。
    283 ◯19番(井上健作君)  わかりました。地元の参加者というのは、やはりこの糸島市と福岡市に在住する方を対象として2,000人を集めるということになっているんでしょうか。 284 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 285 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  この地元先行申し込みというものが、マラソン42.195キロについてのみの先行申し込みです。対象者は、糸島市と福岡市に住所を有する方というふうになっております。3月24日から申し込みを開始いたしますが、要は市民スポーツの振興ということでございますので、地元に優先して、その枠をつくったというものでございます。仮にこの1,000人に抽せんで漏れた場合でも、自動的に通常の申し込みのほうに移行してチャンスがもう一度あるというものでございます。  以上でございます。 286 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 287 ◯19番(井上健作君)  わかりました。大変みんな期待していると思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それと、5キロコースがございますね。これはやはりちょっと42.195キロというのは普通の人じゃちょっと走れませんけれども、この5キロコースの中で説明を受けなかったというか、障がい者の方は参加をできるのでしょうか。この申込書の市報の中には書かれておりますけれども、事前の説明を聞いておりませんので、この辺の説明もよろしくお願い申し上げます。 288 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 289 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  5キロとマラソン、これは両方でございますが、障がいがある方も参加できます。特に単独走行が困難な方、目が不自由であったり、そういった場合は伴走者を1人つけることができます。ただし、盲導犬と一緒に走る伴走はできないということになっております。  以上でございます。 290 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 291 ◯19番(井上健作君)  大変すばらしいことだと思っております。やはりソチであった身体障がい者の方々のパラリンピックも本当に感動を与えましたし、こういった方が自由に参加できるような企画をぜひとも進めていただきたいと思います。  それともう1つは、実行委員会というのが昨年の平成25年10月に設立を見ておりますね。こういう中で、46名という限定と書かれておりますけれども、この実行委員会と、もう1つ、今回説明を受けた糸島の協力隊、このイベントに協力する隊を別個につくられておりますが、それぞれの役割、その46名という方々とのつながり、それと福岡市と糸島市で実行委員会はつくっていると思っておりますけれども、その内容について御説明をお願いしたいと思います。 292 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 293 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  マラソンの主催は、福岡市、糸島市、財団法人の福岡陸上競技協会が主催でございます。この主催で、まずは実行委員会をつくって、その中で大会、競技の全般にわたって内容を詰めていくというものでございます。一方で、糸島協力会、仮称でございますが、これはこの実行委員会に協力をしていくと、要は実行委員会ができない事業、そのすき間を埋めて、かつ糸島独自の盛り上げ策として、この協力会に取り組んでもらおうという市民中心の団体でございます。実行委員会には市が入っておりますが、この協力会につきましては、市民主体で取り組んでいっていただきたいというものでございます。  そういったことで、すみ分けをいたしておりまして、大会全般の業務を実行委員会で、独自の糸島の盛り上げ策の取り組みをこの任意の団体、協力会でということを考えております。  なお、実行委員には、糸島市から48人、今、実行委員がおられます。マスコミを含めて48人ですが、糸島市から体育協会、スポーツ推進員さん、商工会、観光協会、農協、漁協、行政区長会などの代表者の方11人に入っていただいております。ですから、大会の運営、競技の運営については糸島市のほうからも意見を申し上げていると。あわせて、この方たちが中心となって糸島協力会を立ち上げようということで今準備を進めているところでございます。  以上でございます。 294 ◯委員長(谷口一成君)  井上委員。 295 ◯19番(井上健作君)  わかりました。  あと7カ月で11月9日に開催をされますこの大会に向けて、もう7カ月しかないという思いの中で、市民の皆さんと一緒に協働でこのマラソンを盛り上げる、この企画については大変喜ばしいことだと思っておりますので、ぜひとも情報提供を、月別じゃないけれども、いろいろな情報を流さないと市民の方々、協力している人は、実行委員に入っている人はそんなに心配せんでもいいとですが、やはり市民の皆さんに知らせる手段としては、やはり大変行政がかかわっていかなければならないと私も思っておりますので、ぜひとも7カ月の間に成功裏に結びつくように祈りながら質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 296 ◯委員長(谷口一成君)  ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時といたします。      (午前11時56分 休憩)      (午後0時58分 再開) 297 ◯委員長(谷口一成君)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑ありませんか。波多江委員。 298 ◯2番(波多江貴士君)  2款1項7目、73ページの移住体験宿泊事業委託に関しまして質問いたします。  まず、体験モニターの募集方法とその委託先についてお伺いいたします。 299 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 300 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  移住体験宿泊事業でございますけれども、募集方法は今から決めますけれども、まず、募集時に移住体験をしたい方のアンケートをとります。そして、アンケートをとった後もレポート、情報発信などをしていただくということを条件に募集をいたします。そして、その中でもし複数おられた場合は、選考いたしまして決めるという形でございます。(「業者」と呼ぶ者あり)この委託業者につきましては、筑後地域とか上毛地域で移住体験事業を既に実施されておりまして、移住体験のノウハウの実績がある業者にお願いする予定でございます。  ちなみに、この移住体験事業につきましては、今年度から福岡県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金を使って既に取り組んでおりまして、この中でその業者とも協議をしております。この継続ということで来年実施させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 301 ◯委員長(谷口一成君)  いいですか。波多江委員。 302 ◯2番(波多江貴士君)  その具体的なPR方法というのは、どういった形を予定されておりますでしょうか。 303 ◯委員長(谷口一成君)  阿部課長。 304 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  PRにつきましては、広報、ホームページ、それと、この業者のほうに情報発信をしていただくということで考えております。  以上でございます。 305 ◯委員長(谷口一成君)  波多江委員。 306 ◯2番(波多江貴士君)  その準備されています空き家が決まっていれば、その場所と、その設備等をお答えをお願いします。 307 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 308 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  空き家の場所につきましては、まだ選定中でございます。その業者と現在、山側、海側、できれば2軒ということで今協議を進めておるところでございます。  以上でございます。  設備につきましては、基本的に空き家、使えるような空き家を、もう壊れるようなものではなくて、使えるような空き家を選定したいと考えておりますので、転出されてすぐ水道とかガスとか使えるような空き家で、その中でこの経費の中に物件の整備といたしまして、例えば、冷蔵庫とか、洗濯機とか、布団とか、そういうのはレンタルさせていただくと、そういうことで考えております。  以上でございます。 309 ◯委員長(谷口一成君)  波多江委員。 310 ◯2番(波多江貴士君)  これ、期間は最長2週間、これが限度になるんでしょうか。 311 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 312 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  期間は、現在、二、三週間程度で予定をしておりますけれども、夏休みとかがございますので、それはほかの募集の状況とかを勘案しながら、移住体験者と、それと業者と決めていきたいと、延びることもあるということでございます。  以上です。 313 ◯委員長(谷口一成君)  波多江委員。 314 ◯2番(波多江貴士君)  わかりました。  続きまして、2款1項17目の83ページ、表彰事業費に関しまして御質問いたします。  この中に自治功労者等とありますが、その他の表彰にはどのようなものがありますでしょうか。 315 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 316 ◯人事課長(浦志素彦君)  自治功労者等の中には、自治功労者、文化功労者、善行者などが含まれております。 317 ◯委員長(谷口一成君)  波多江委員。 318 ◯2番(波多江貴士君)  自治功労者も含めまして、その他表彰、それの選考方法やその基準というものはどういったものになりますでしょうか。 319 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 320 ◯人事課長(浦志素彦君)  まず、選考方法でございますが、平成25年の例をちょっと申し上げますと、代表区長会のほうに趣旨の説明をいたしまして推薦の依頼、あるいは館長会のほうに同じような説明、趣旨の依頼を上げまして、各種団体に依頼文を送らせてもらって、表彰推薦者を募集いたしております。その推薦されました募集者に対しまして、選考委員会を開きまして、適格者の審査、決定、このような過程を経まして、11月3日に表彰を行っているという状況でございます。  選考基準でございますけれども、これは糸島市表彰条例第3条、4条、5条、6条に規定されております決定基準に基づきましてさせていただいているところでございます。 321 ◯委員長(谷口一成君)
     波多江委員。 322 ◯2番(波多江貴士君)  その目的というものの中に地元糸島市に対する貢献であったり、功労であったり、そういったものがあると思うんですけれども、先月、世界チャンピオン、ボクシングで世界チャンピオンをとりました山田真子さんいらっしゃいますけれども、そういったスポーツ分野に対する表彰というものは考え、予定の中にはないですか。今までの前例等も含めまして。 323 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 324 ◯人事課長(浦志素彦君)  表彰の中にスポーツ功労者というのがございまして、その中では、申し上げますと、オリンピックにおいて入賞した者、パラリンピックにおいて入賞した者、世界選手権大会またはワールドカップにおいて入賞した者という基準がございますので、推薦があれば該当するものだと思っております。 325 ◯委員長(谷口一成君)  波多江委員。 326 ◯2番(波多江貴士君)  今申しました山田真子さんに関しましては、日本選手最速であったりであるとか、プロ7戦目、10代では4人目、そういったすばらしい成績、記録を残して世界チャンピオンになってあります。市民に勇気と希望を与えた偉業をたたえ、広くこの快挙を糸島はもとより、県、国へと宣伝し、活動を後押しするためにも市民栄誉賞といった形で授与等をしてはどうかと思いますけれども、そういった考えはおありでしょうか、予定も含めまして。 327 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 328 ◯人事課長(浦志素彦君)  現在、自治功労表彰の中で申し上げましたような基準の中で、当然、市民の方に対しましてそういう勇気等与えられたことなどを考慮しまして、その中で表彰できればと思っております。 329 ◯委員長(谷口一成君)  いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑ありませんか。那須委員。 330 ◯7番(那須英仁君)  私のほうから質問させていただきますが、ちょっと戻ります。73ページの校区まちづくり推進事業費についてでございます。午前中に同僚議員のほうから質問がありまして、かぶる部分は避けてお尋ねをしたいと思います。  この事業は本当に合併したすぐ1市2町のばらばらな気持ちがある中で、自分たちは糸島市として頑張るんだという自治の気持ちを本当に育んできたすばらしい事業だと思います。  また、松本市長の目玉でもあったと思いますが、地元は本当にこういう事柄に慣れない人たちばっかりでございますが、10年の計画を立てました。そして、予算はこの4年間でこういうふうに出るということで、その10年計画の中で進めております。行政のように、3年で見直しもしながら進めるという体制はとっておりません。そういう中でこの事業費を見ますと、4分の1になってしまっております。そのあたりについての質問を午前中の同僚議員のほうからございましたので、省きながら質問させていただきます。  まず、この事業に取り組んだ校区ですが、現在、15校区だと聞いておりますけれども、全てのところが取り組んだのでしょうか。そして、総額は幾ら4年間で、結局、補助金として出したことになったのか、そのあたりをお聞かせください。 331 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 332 ◯地域振興課長(末松隆明君)  平成22年度から平成25年度の4年間で、全15校区で事業の実施がなされております。実践活動163事業、施設整備事業60事業が実施されております。補助金の総額といたしましては、約1億5,000万円となっております。  以上でございます。 333 ◯委員長(谷口一成君)  那須委員。 334 ◯7番(那須英仁君)  ありがとうございます。せめて全校区が取り組んだということは、本当にその効果があったことだと思います。  やはり自分たちで企画立案し、そして、プレゼンテーションをして予算をいただくということで、本当に企画する住民側におきましても、その責任感を感じ、そして、継続してやろうと、そういう事業を組んできた経過がございます。総額が1億5,000万円ということでありますが、今回のこの予算も各校区当たり年間100万円という予算を組んでございますが、これが4年間で総計では6,000万円ということになると理解してよろしいのでしょうか。 335 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 336 ◯地域振興課長(末松隆明君)  そのとおりでございます。一応4年間の予定で6,000万円ということになります。 337 ◯委員長(谷口一成君)  那須委員。 338 ◯7番(那須英仁君)  ありがとうございます。  各校区におかれましては、それぞれのまちづくりの方針、指針というものをつくっております。私も過去携わってまいりましたので本当によくわかりますが、ぜひその実現のためにも、ある年度におきましては、あるいは事業におきましては、この100万円の枠を余らすこともあるかもしれません。あるいは、この100万円の枠がどうして出るということもあるかもしれません。そのあたりについては十分に柔軟な対応をとっていただきたいと思うんですが、そういう事柄ができるのでしょうか、できないのでしょうか。 339 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 340 ◯地域振興課長(末松隆明君)  補助限度額を100万円としておる部分については、もうそれでお願いをしたいと、各校区のほうで優先順位をつけて事業の実施をしていたただきたいというふうに考えております。  ただし、今から実施要領、具体的な部分決めていくことになるんですけれども、その中では100万円に満たなかった部分については、翌年に繰り越せるような制度にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 341 ◯委員長(谷口一成君)  那須委員。 342 ◯7番(那須英仁君)  はい、ありがとうございます。本当にその件はよろしくお願いいたします。  なかなか行政の中心におられる皆さん方にはおわかりにならないかもしれませんが、この事業は大変に効果のある事業であります。そして、一番、ある意味、うたい文句というんでしょうか、自分たちの自治を考えるときに、まず最初に目につく事業であります。そして、責任も自分たちでとると言ってスタートする事業でありますので、ぜひ柔軟な対応をお願いしたいと思います。  加えてお尋ねいたしますと、職員を地域に配置していただきました。大変身近に感じました。行政と住民の間がこんなに短く感じた事業はありません。本当にすばらしい企画であったと思いますが、そのやり方につきまして、事業の進め方につきましては、継続されるんでしょうか。いかがでしょうか。 343 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 344 ◯地域振興課長(末松隆明君)  支援員につきましては、平成26年度以降も引き続き配置をしまして、支援体制をとっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 345 ◯委員長(谷口一成君)  那須委員。 346 ◯7番(那須英仁君)  これで質問を最後にさせていただきますが、やはり自分の地域、校区にいる同じ住民の方がこの行政職に入ったり、市役所の職員になっておられたりするわけです。その方と自分たちの住んでいる地域の問題を一緒に話し合って進める、すばらしい出発点がここにあると思いますので、この金額以上に効果がある事業であります。ぜひ芽を潰すことなく、柔軟な対応を6月の補正でもお願いをしたいと思っているところであります。どうぞできる範囲でよろしくお願いいたします。  終わります。 347 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんでしょうか。三嶋委員。 348 ◯11番(三嶋栄幸君)  71ページ、2款1項7目.企画費の九州大学連携推進費のうちの自転車購入補助金80万円、九大生引っ越し費用補助金258万円について質疑させていただきます。  この具体的な補助内容について少し御説明をお願いします。 349 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 350 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  まず、自転車購入補助金でございますけれども、この分につきましては、学生が自転車を購入したときに1万円を補助する、上限1万円ということで補助するものでございます。1万円に満たない場合は、その金額ということでございます。そして、その条件といたしまして住民票を移してあるということが条件でございます。  そして、次に引っ越し補助でございます。引っ越し補助につきましては、学生が引っ越しをする際にかかった費用の2分の1を補助するものでございまして、これも上限1万円ということでございます。引っ越しの費用につきましてはレンタカーとか、業者を使ってとか、そういう領収書が必要になります。これもあわせて住民票の異動が条件でございます。  以上でございます。 351 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 352 ◯11番(三嶋栄幸君)  市のほうは九大生が糸島市に住むことに対して非常に力を入れておられますけれども、糸島市として九大生が当市に住むことに対してどれだけのメリットがあるか、御説明お願いします。 353 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 354 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  九大生が住むことについてのメリットでございますけれども、メリットとしては4点あると考えております。  まず1点目に、経済効果。これは学生1人当たりの経済効果、年間約100万円というふうに想定しております。これは学生の消費生活に関する実態調査あたりで調べた金額でございます。  それと、次に2番目に、財政効果。これは地方交付税が1人当たり約8万円ぐらい来ます。  3番目に、社会的効果ということで、九大生の増加によりまして、学研都市にイメージアップが図れるといったこととか、まちの活気が醸成される、また、地域との連携、交流が活発化するという社会的効果があります。  そして、最後にその他の効果といたしましては、海外、全国から九大生が本市に住むことで糸島市のPRになるということでございます。  以上でございます。 355 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 356 ◯11番(三嶋栄幸君)  この予算については、たしか平成25年度も予算化されていたと思いますけど、実際の効果はどのようだったのか、どのように分析されているかについて御説明お願いします。 357 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 358 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  自転車購入補助につきましては、2月末現在で54件でございます。引っ越し補助につきましては、補正予算でつけていただきましたので、現在、問い合わせはあっておりますけど、まだ補助の申請はあっておりません。今から3月の末が一番移動の時期かと考えております。  以上でございます。 359 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 360 ◯11番(三嶋栄幸君)
     当然、これ地元の宅建業者のほうにも御説明をされて周知徹底をされたと思うんでございますけれども、この補助制度について、業者のほうからはどのような意見や提案があったか、この辺についてちょっと御説明お願いします。 361 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 362 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  業者のほうといたしましては、まず、自分たちの物件を売れる非常に強い道具になるということを言われております。特に現在は学研都市駅周辺、あちらのほうに学生がかなり行っていると、とられているという状況がございますので、この分を使って、今一番糸島市であちらに対して不利であるという交通の利便性、これを自転車とかそういうので解消できる、また、引っ越しの費用は親御さんに対して非常に有効であるということで御意見をお伺いしております。  以上でございます。 363 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 364 ◯11番(三嶋栄幸君)  私が個人的にいろんな業者とお話ししたときに聞いた限りとちょっとニュアンスが違うんですけど、確かに強いアピールになるとおっしゃいましたけど、ほかの御意見等はございませんでしたでしょうか。 365 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 366 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  私どもの耳には入っておりません。 367 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 368 ◯11番(三嶋栄幸君)  じゃ、次の質問に移らせていただきます。  73ページ、2款1項7目.企画費の福岡マラソン実施事業費について質疑させていただきます。  マラソン負担金が400万円、イベント補助金が1,300万円についての質問ですけど、このマラソン大会の開催について、かかわっている、派遣している職員数は何人でしょうか。 369 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 370 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  3人でございます。 371 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 372 ◯11番(三嶋栄幸君)  職員3名となると、1人800万円と計算すると2,400万円、それにマラソン負担金400万円、イベント補助金1,300万円と、ざくっと計算すると、4,100万円の経費を市が負担していると思うんですけど、これは間違いございませんでしょうか。 373 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 374 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  はい。人件費、それから負担金、補助金で、人件費は平均給与よりも若干若手を派遣しておりますので安くなります。うちのほうでは3,700万円程度というふうにつかんでおります。  以上です。 375 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 376 ◯11番(三嶋栄幸君)  この福岡マラソンの説明をされたときに、糸島市の負担は400万円で実施できますから、どうもこの話を進めてくださいという説明を受けたんでけど、そういう説明ではなかったんじゃないでしょうかね。 377 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 378 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  説明がまずかったかもしれませんが、実質、自治体負担の割合を400万円程度、要は負担金として現金を納める部分が400万円程度ということで説明をさせていただいたところでございます。 379 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 380 ◯11番(三嶋栄幸君)  では、この福岡マラソンが当市で開催されることによる地域活性化並びに経済波及効果はどのように試算されているか、御説明お願いします。 381 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 382 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  現時点で福岡マラソン大会の経済波及効果については試算をしておりません。大会後に調査機関に依頼し、調査をした上で公表させていただくというふうに考えております。  ただ、他市の大会を参考としまして、本市独自で試算をいたしました。直接的な経済効果という部分では、宿泊者の消費、それから日帰り者の消費、運輸関係の消費、大会運営の消費、そういったものを積み上げると1億800万円程度ということで試算をしているところでございます。  以上でございます。 383 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 384 ◯11番(三嶋栄幸君)  1億800万円というお話は、直接効果ですか、それとも間接効果含めての話ですか。 385 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 386 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  直接効果でございます。 387 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 388 ◯11番(三嶋栄幸君)  じゃ、間接的な波及効果については試算はされていないんでしょうか。 389 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 390 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  そこまでは職員でできないものですから、大会後に調査機関に依頼し、それできちんと数字をつかみたいというふうに考えております。  以上でございます。 391 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 392 ◯11番(三嶋栄幸君)  先日の徳安議員の一般質問で、必ず成功させるというふうにおっしゃっていましたけど、市が考えておられる成功というのはどういう意味合いのものでしょうか。 393 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 394 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  何をもって成功といえるのかという部分ですが、本市としては成功について5つの期待感を持っております。  まず1点目が、このマラソン大会を健康づくりを含めた市民のスポーツの振興の代表イベントにすること。2点目が、ボランティア活動を通して、もてなしの心を醸成すること。3点目が、団体やサークルの沿道の応援等で地域活性化を図ること。4点目が、地元グルメ、特産品の販売、オプショナルツアー、そういった企画実施や市の情報提供などを通じて、糸島市の魅力を広くPRすること。この4点の取り組みでリピーターも含めて大きな経済効果を生み出すことを5点目というふうに考えているところでございます。  以上でございます。 395 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 396 ◯11番(三嶋栄幸君)  私は、この福岡マラソンをやめておけという話で質疑をしているわけではございません。けどですよ、市の大切な予算、3,700万円の予算を使いながら、マラソンの中に糸島という名前も入っていない。で、今の話を聞いていますと、効果的には1億800万円だとおっしゃる。せっかくこれだけの公費を負担して盛り上げていこうというのであれば、そこにお見えになった方を十分もてなして、経済波及効果並びにリピート、入り込み客をふやすという施策を先にとるべきではないかと考えます。それを何で調査会社の数字を見てという話、まるで他人事みたいな話のように聞こえるんですけど、そういう考えはあるか、ないか。 397 ◯委員長(谷口一成君)  藤田経営企画課長。 398 ◯経営企画課長(藤田 晋君)  糸島をPRするために、本市としては3つの戦略を考えております。  まずは、福岡マラソン実行委員会の議論を通して、糸島市の共同開催の目的達成を目指したいと。2点目は、予算にもお願いをしております市民力を生かした糸島ならではの応援やもてなしを行うために、この協力会を立ち上げて大会を盛り上げてリピーターをふやしていきたいと。市の役割としては、この協力会の活動を支援することというふうに考えております。事前、当日、事後、そういった部分のPRも含めたところで事業を推進していきたいというふうに考えております。  以上です。 399 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 400 ◯11番(三嶋栄幸君)  マラソンについては、せっかく1万人の方がお見えになるのであれば、やっぱり後のリピートにつながるような施策を十分考えていただきたいなというふうにちょっと思っています。  次の質問に移らせていただきます。  73ページ、2款1項7目.企画費の定住化促進事業費の新婚生活応援祝い金450万円について質問をさせていただきます。  昨年は450組掛け3万円で1,350万円が予算化されていましたけど、実績のほうはどうだったか、御説明お願いします。 401 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 402 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  実績でございますが、平成25年2月末現在で90件の申請が上がっております。  以上でございます。
    403 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 404 ◯11番(三嶋栄幸君)  450組の予算化をされて、今時点で90組、若干3月に入って伸びてくるとは思うんですけれども、余りうまくいかなかった理由はどのように分析されているか、御説明をお願いします。 405 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 406 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  この事業につきましては、平成25年度からスタートいたしました事業で、広報紙への掲載、ポスターの掲示、住民課の窓口、待合室での放映など、いろいろな周知活動に取り組んでおりますけれども、なかなか効果が上がらないという状況でございます。  この原因について、今いろいろ調査をしておりますけれども、はっきり言ってわかりかねているという状況でございます。実際に市民課のほうでは2月末現在、351件の婚姻届が出されております。この婚姻届のうち90件しか今のところ来ていないということでございます。実際に住民票を置いていない方もおられます。婚姻届というのはどこの市町村でも出せますので、住民票を置いていない方もおられるかと思いますけれども、3万円の商品券についてどうなのかということ、3万円だから申請が煩わしいとか、いろいろな意見もあるかと思いますけれども、そういったところを今後調査をしていきたいと考えております。平成26年度は実情に基づいて150件の450万円で現在提案させていただいているところでございます。  以上でございます。 407 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 408 ◯11番(三嶋栄幸君)  今の御説明で、少なくとも351件の方には窓口で丁寧にこれは説明されたんでしょうか。 409 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 410 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  市民課の窓口のほうでは、うちのほうでチラシをつくりまして、それを確実に入れて、そして、説明をさせていただいております。  以上でございます。 411 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 412 ◯11番(三嶋栄幸君)  にもかかわらず、90件という話だったら、私、この3万円の祝い金という補助制度が余り魅力的ではなかったのではないかなというふうに思ったりもするんですけれども、ほかの定住刺激策とかいうことはお考えになられたことはなかったのでしょうか。 413 ◯委員長(谷口一成君)  阿部学研都市づくり課長。 414 ◯学研都市づくり課長(阿部聡寛君)  現在のところは他市の状況も見ながら新たな施策を考えておりますけれども、この分につきましては、ことし初めて行った事業でございますので、まず実施をして、今後、廃止、継続の判断を行っていきたいというふうに考えております。 415 ◯委員長(谷口一成君)  三嶋委員。 416 ◯11番(三嶋栄幸君)  そうですね。1年かかって余り分析もされていないということでは、それもちょっといかがなものかと思いますけど、とりあえずほかの定住刺激策も考えておられるということであれば、もう少し子細に考えていただいて、より効果的な施策をまた御提案いただきたいとは思うんですけど、これはちょっと質疑外になりましたので、ここで終わらせてもらいます。 417 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。柳委員。 418 ◯5番(柳 明夫君)  質問させていただきます。  私はまず、69ページ、2款.総務費、1項.総務管理費、6目.財産管理費の庁舎改修事業にかかわってでありますけれども、この点については1つだけなんですけれども、二丈、志摩の市庁舎、支所を廃止後に、先ほどもお答えがありましたように、証明書発行コーナーが設けられるということでございます。この証明書発行コーナーで発行する証明書、この種類について、どのようなものを発行するのか、それをお答えいただきたいのと、そのために市の職員の配置を行うのかどうか、これについてお尋ねしたいと思います。 419 ◯委員長(谷口一成君)  福嶋市民部長。 420 ◯市民部長(福嶋 剛君)  現状としては、まだ検討中でございます。執行部案ができ次第、議会説明に入りたいと、このように考えております。  以上でございます。 421 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 422 ◯5番(柳 明夫君)  それでは、よろしくお願いいたします。  続きまして、同じく第1項の総務管理費の8目の支所管理費、これは75ページでございますけれども、ここに支所維持管理費が3,775万円ほど計上されているわけですけれども、これは二丈と志摩の支所が廃止をされた後、建物の維持管理等、当然必要になってくるわけですけれども、その場合に、この金額がどの程度まで下げられるのか、恐らくコストダウンのためにということは考えておられると思うんですけれども、わかりましたら、お答えをいただきたいと思います。 423 ◯委員長(谷口一成君)  藤山志摩総合窓口課長。 424 ◯志摩支所総合窓口課長(藤山裕志君)  支所維持管理費の件でございますけど、この分については、どの分を平成27年度、平成27年に支所の工事があるわけなんですけど、どの分を生かすか、どの分を停止するかというのは、まだ検討中でございます。 425 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 426 ◯5番(柳 明夫君)  ということは、金額的にどうなるのかということはまだはっきりお答えできないということですね。それはいつごろはっきり見通しが立つんでしょうか。 427 ◯委員長(谷口一成君)  藤山課長。 428 ◯志摩支所総合窓口課長(藤山裕志君)  平成26年度中にどの部分は工事中でも必要なのか、継続していかなければならないのか、そういうものを検討して、平成26年度中に決定したいと考えております。 429 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 430 ◯5番(柳 明夫君)  はい、わかりました。  今度はちょっと前に戻りまして、71ページなんですけれども──失礼いたしました、79ページです。  79ページ、11目の環境対策費にかかわってなんですけれども、ここに再生可能エネルギー等推進事業がございまして、報償費が再生可能エネルギー導入計画推進委員会委員報償費ということで4万9,000円ほど計上されているわけですね。それで、4万9,000円というのは非常に少額なんですけれども、この金額で、要するにこの再生可能エネルギー等推進事業委員の皆さんがどのような活動を行うのか、それをお尋ねしたいと思います。 431 ◯委員長(谷口一成君)  宗生活環境課長。 432 ◯生活環境課長(宗 真司君)  この分につきましては、平成25年3月に再生可能エネルギーの導入推進計画を策定いたしました。この関係の部分について検討していただくための委員会でございます。  検討内容としましては、計画の進捗状況の検証並びに再生可能エネルギーの推進に関する事項の調査、審議等をしていただくということで考えておりまして、平成26年度につきましては、計画を策定して1年間を経過したということで、計画の進捗状況の検証や推進に係る意見をいただくということで1回の開催を予定しているところでございます。 433 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 434 ◯5番(柳 明夫君)  1回の開催ということで、しかし、それで十分導入が進められるのか、導入の計画が推進できるのか、この点についてはどのようにお考えでしょうか。 435 ◯委員長(谷口一成君)  宗生活環境課長。 436 ◯生活環境課長(宗 真司君)  この委員会の委員につきましては、導入計画を策定したときの導入計画策定委員の方に就任いただくということで、その関係で計画の内容については十分御承知であるということ、それから、1年間で進んだ部分について御報告して意見を伺うという部分で、この回数で予定させていただいておるところでございます。 437 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 438 ◯5番(柳 明夫君)  市のお考えはわかりました。  それでは、次の質問ですけれども、同じ項目の中で瑞梅寺ダムについて、これが1億6,000万円の予算となっているわけです。説明のときに、3月末には設計ができるというふうにお聞きしましたけれども、それはそのように今進捗しているかどうか。また、その後の瑞梅寺ダムの推進の計画はどのように進んでいくのか、お尋ねしたいと思います。 439 ◯委員長(谷口一成君)  宗生活環境課長。 440 ◯生活環境課長(宗 真司君)  議員おっしゃるとおり、現在、詳細設計に入っておるということで、3月末までには詳細な設計が終わる予定にしております。  なお、この事業につきましては、平成25年から平成26年までの2カ年を予定して、今のところ計画を進めているところでございます。現在、ダムの共同事業者であります県、あるいは福岡市の水道局と、水道事業等に影響がないように事業内容の協議を進めております。また、県が平成26年度から瑞梅寺ダムの堰堤改良工事を予定しておりまして、ダム側の改修工事との調整が必要であるということで、現在、協議中でございます。  これらの部分もございまして、事業の実施につきましては平成26年度までということで現在予定しておるところですけれども、協議の経過によりましては、これを変更することも考えられるという状況でございます。 441 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 442 ◯5番(柳 明夫君)  そうしますと、これが平成27年度までに一応終わる計画だけれども、それが延長される可能性もあるということになりますかね。 443 ◯委員長(谷口一成君)  宗生活環境課長。 444 ◯生活環境課長(宗 真司君)  特にダムの堰堤改良工事、県が行うわけですけれども、この工期に合わせるということになりますと、その可能性も出てくるということでございます。 445 ◯委員長(谷口一成君)  柳委員。 446 ◯5番(柳 明夫君)  そうしますと、ここに書かれてある工事請負費等、かなりの金額になるわけですけれども、この入札に入るのが今年度中でなくなるという可能性もあるというふうに考えてよろしいのでしょうか。
     これをもって私の質問を終わらせていただきます。 447 ◯委員長(谷口一成君)  宗生活環境課長。 448 ◯生活環境課長(宗 真司君)  現段階ではまだ詳細な設計が終わっておりませんし、また、協議も継続中でございますので、そこら辺につきましては今申し上げる状況にないということでございます。 449 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。伊藤委員。 450 ◯18番(伊藤千代子君)  57ページの総務費、人事管理費について伺います。  嘱託員等社会保険料等の3,372万7,000円なんですけれども、これは嘱託員の何名分を計上してあるのか、そして、この中に含まれている福利厚生はどのようになっているのかを伺います。 451 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 452 ◯人事課長(浦志素彦君)  嘱託員の社会保険料等についてですけれども、これに計上しております嘱託員数につきましては59人でございます。  内容といたしましては、社会保険料といたしまして健康保険、あるいは健康保険と年金、それに雇用保険料、あと労災保険料、このようなものを含んでおります。  以上です。 453 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 454 ◯18番(伊藤千代子君)  わかりました。糸島市において嘱託員が、人件費の削減の中で正規職員がかなり削減をされています。そういう中で、嘱託員の現在の人数は何人になっているのでしょうか。 455 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 456 ◯人事課長(浦志素彦君)  糸島市の嘱託員といたしましては、171名の予定でございます。 457 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 458 ◯18番(伊藤千代子君)  それは4月1日ということでしょうね。(発言する者あり)はい、わかりました。  そして、それから、嘱託員に関する労働条件について、この報酬等もいろいろ載っていますけれども、今現在はたしか1年ずつの雇用というふうな形になって3年で試験をもう一回、3年置きに試験が行われるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 459 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 460 ◯人事課長(浦志素彦君)  嘱託員の任用につきましては、1年間の辞令行為で任用いたしておりまして、最高3年間まで継続ができるというものでございます。 461 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 462 ◯18番(伊藤千代子君)  なぜ私がそういうことを申し上げるかというと、例えば、公民館等では結構長い間働いていらっしゃる方たちがいらっしゃいます。地域の事情をよく御存じになって、そして、地域の方たちの顔もよく知ってやっていらっしゃる、そういう方たちが3年置きに続けたかったら試験を受けなければならない状況というのは、かなり厳しいのではないかなという気がするからです。そして、1年置きの辞令ということは、やはりそういう経験が生かされるという点においては報酬等には増額されるようなことはされてあるのでしょうか。 463 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 464 ◯人事課長(浦志素彦君)  嘱託員の報酬につきましては、業務の内容や有資格の要件等を勘案しまして、近隣の団体の状況も勘案した上で報酬を参考にしながら決めさせていただいておりまして、経験年数による増額は現在のところ行っておりません。 465 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 466 ◯18番(伊藤千代子君)  わかりました。  それから、嘱託員は交通費は今支給をされていないと聞いていますが、それはそうなのか。また、夏とか冬の、いわゆる一時金手当のようなものもないのでしょうか。 467 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 468 ◯人事課長(浦志素彦君)  嘱託員につきましては、非常勤特別職となりますので、条例の規定によりまして、手当等の支給はございません。 469 ◯委員長(谷口一成君)  いいですか。(「夏も冬も」と呼ぶ者あり) 470 ◯人事課長(浦志素彦君)続  の手当の支給もございません。 471 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 472 ◯18番(伊藤千代子君)  交通費の支給はありませんけれども、たしか駐車場等の費用としては徴収をされていたような気がするんですが、それはどうだったでしょうかね。 473 ◯委員長(谷口一成君)  浦志人事課長。 474 ◯人事課長(浦志素彦君)  駐車料金につきましては、交通費とは関係ございませんで、受益者がそこにとめるという受益者の応分の負担という原則から、応分の負担は当然払っていただくということで支払いをいただいております。 475 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 476 ◯18番(伊藤千代子君)  全国の嘱託員の方、嘱託員だけじゃなくて、公的な職場のそういう非正規雇用の方たちの労働条件等を見ていると、今、やはりこの予算の中には入っていませんからあれなんですけれども、やはり今後は一時金等も考えていかれたらどうかなというふうに私思ったから、ちょっと今回お尋ねしました。  では次に、81ページなんですけれども、先ほど同僚議員の方が御質疑をなさっていらっしゃったんですけど、男女共同参画社会推進事業費の中で、女性相談員の方の相談の中で556件あった中で、例えば、DVの相談が特に多かったように感じました。119件というふうにおっしゃいました。で、こういうDVの関係にかかわっては、最近、特に子供の虐待などにつながるようなDVもふえているんですけれども、こういう状況の分析等をなさったことがあるでしょうか。また、そういうことについて糸島のやはり家庭を大事にするとか、子供たちが健やかな生育環境をつくっていくというためにも、やはり家庭の状況につながるような、こういう問題は非常に大事だと思うんですけれども、子ども課だとかとの連携とか、そういう横の連携とかも通じた形での相談が行われているのかどうかをお尋ねしたいと思います。 477 ◯委員長(谷口一成君)  平野人権・男女共同参画推進課長。 478 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  DV等の相談につきましては、各関係機関等と連携をさせていただいております。特に市役所の中では子ども課、それから、国保年金課等と、あとは保護援護課等と必要に応じて連携をさせていただいているところでございます。 479 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 480 ◯18番(伊藤千代子君)  特に子供の貧困等とか、さまざまな状況がこういうところからやっぱり発見される場合もあると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、先ほどの同僚議員等の質疑と同じようなことなんですけれども、この中で例えば講師の謝礼とかというのがありますが、この中で男女共同参画社会に向けて、やはりまだまだ男性社会であるということをこの議場を見てもつくづく思うんですけれども、こういうふうな形で男女共同参画社会……(発言する者あり)何か笑って…… 481 ◯委員長(谷口一成君)  どうぞ。 482 ◯18番(伊藤千代子君)続  男女共同参画社会をやはり本当に進めていくんだというような形で、来年度の大きな目玉というかね、そういうものがよくわからないんですけれども、そういう点があれば、ぜひお知らせ願いたいと思います。 483 ◯委員長(谷口一成君)  平野人権・男女共同参画推進課長。 484 ◯人権・男女共同参画推進課長(平野武虎君)  基本計画に基づいてということで、先ほども御答弁させていただきましたけど、うちのほうでこの基本計画の中に3つの柱がありますので、その柱に基づいて講座等、講演会等を開催させていただいております。平成26年度につきましても、例年どおりということになりますが、参加ができやすい講座ということで行っていきます。  それと、あと特にうちのほうで目玉という形でさせていただく分が、資格取得講座ということで、女性の方たちが再就職できるような講座ということで、そういう講座を考えているところでございます。  以上です。 485 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 486 ◯18番(伊藤千代子君)  先ほどの同僚議員と同じ立場なんですけれども、やはりもっともっと広く、大きな、ここにもっともっと大きな予算が欲しいなというふうな気持ちで申し上げました。  それから、85ページなんですけれども、行政区の関係費のところに、行政区長の報酬というのが出ています。今、行政区の区長に対しましては市の報酬はどのような基準で支出をされておりますか。 487 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 488 ◯地域振興課長(末松隆明君)  行政区長の報酬につきましては、均等割3万2,000円、それと、世帯割ということで1世帯当たり150円で計算した額を月額として払っておるという状況でございます。 489 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 490 ◯18番(伊藤千代子君)  今、糸島市が、例えば原発関係等でさまざまな避難計画をつくったり、先日も行政区の総会に行きますと、緊急避難のそういうことの説明があったり、あるいは防災訓練をしますというようなことで皆さんにお知らせがあっていたんですけれども、今、本当に災害が多い中での行政区の役割大きいんですが、ただ、その中でやはり問題になっていたのが、行政区の加入率がやはり下がってきているというふうなことがありました。今、糸島市において最低の加入率の校区あたりは何%ぐらいになっているのか、多いところでは100%に近いと思うんですけれども、つかんでいらっしゃいますか。 491 ◯委員長(谷口一成君)
     末松地域振興課長。 492 ◯地域振興課長(末松隆明君)  平成22年8月の調査分として回答させていただきます。一番低い校区、これあくまで校区でございます。約87%でございます。 493 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 494 ◯18番(伊藤千代子君)  つまり、1割以上の方が行政区に入っていないとなったとしても、行政区の役割としては、やはり全ての人を対象にして、確認しますけど、広報をきちんと配る、あるいは避難計画の中で、行政区の中の方たちに対しては避難計画の中に入れて対応しなきゃいけないというふうになっていると思うんですが、その確認だけ聞きたいと思います。 495 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 496 ◯地域振興課長(末松隆明君)  文書の配布等、広報の配布等についても委嘱事務の中に含んでおります。全ての住民の方が対象になっておるということでございます。 497 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 498 ◯18番(伊藤千代子君)  避難計画もそうですよね。そういうときに、やはり1割とか2割とかの方々が入ってこないとなってくると、非常に大変だというふうに考えるんですけれども、糸島市が今定住化を進める事業を積極的に行っていらっしゃるんですけど、その中でやはり糸島市に引っ越してきた場合に、行政区の加入金が10万円だったとか、あるいは行政区の中で公民館の建設費を十何万円要望されたとか、あるいはさまざまな行政区の区費が、例えば、私も前回、前住んでいたところでは、月300円だったんですけど、非常に引っ越してきたときに驚くわけなんですが、そういう区費とかの関係で行政区等からの相談とか市民からの相談等はあったことはないでしょうか。 499 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 500 ◯地域振興課長(末松隆明君)  区費が高いというような声はこちらのほうにも入ってきております。ただ、区費につきましては、それぞれの自治会のほうで決められておる部分ですので、そのあたりの説明を十分させていただいておるところでございます。 501 ◯委員長(谷口一成君)  伊藤委員。 502 ◯18番(伊藤千代子君)  私がここの予算のところで申し上げたいのは、やはり災害避難に関しまして、今、一生懸命避難計画をつくっていらっしゃいますが、そういうものが机上の計画倒れではなくて、具体的に本当に効力を発揮するためには地域の皆さんと連携してやっていかなきゃいけない。そのときにやはり行政区の加入率というところが、さっきおっしゃったような87%とか下がっていけば、非常にそこが難しくなってくるという点があるので、そういう点に関しましても、今後、やはり考えていただきたいなというふうに考えたのでお尋ねをしました。  それから、ことしになってからなんですけれども、69ページのバス路線の運行維持事業費として、来年度の予算で一番やっぱり大きく違う一つのことは、この事業の中で路線バス等を200円の定額料金になさったということは、非常に利用する方々としては喜ばれるというふうに考えますが、これに関しまして、200円にした場合は、収入ですよね、売り上げ減るわけなんですけれども、これに関して乗降客等の増大をどのようにしながら、これを経営を維持していこうという努力をされようとしているのかとかというような、このバス路線事業費に関しまして昨年とは大きく変わっているわけですから、それについて御説明を願いたいと思います。 503 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 504 ◯地域振興課長(末松隆明君)  今回、予算がふえておる部分につきましては、一番大きい部分としましては、1月20日から運行を開始しました市街地循環線の新設、それと、今申されました200円の定額制導入によります、この2点についてが補助金がふえている要因でございます。  それで、この補助金をどうやって減らしていくかという部分でございます。それはやはり多くの方にバス利用をお願いしていかなければいけないというふうに思っております。それで、市のホームページでありますとか、各行政区とか、シニアクラブあたりの会議に出向いて、その辺の利用促進をお願いしていきたいというふうに思っております。  また、事業者であります昭和自動車、昭和タクシーとも十分現状分析を行って、利用者増の取り組みを行っていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 505 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。徳安委員。 506 ◯8番(徳安達成君)  73ページ、2款1項7目の校区まちづくり推進事業、午前中から各委員によっていろんな質疑がされていましたので、それについて質疑をさせていただきます。  先ほどの答弁でもありましたとおり、この事業については次年度以降に繰り越すというふうな発言をされてあったと思います。以前は市民税の1%を基金として運用していくという形でされていましたが、今回も同様に基金として運用されるのかの確認をしたいと思います。 507 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 508 ◯地域振興課長(末松隆明君)  平成26年度以降につきましても、基金を積み立てて財源としていきたいというふうに思っております。 509 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 510 ◯8番(徳安達成君)  わかりました。  あと経緯についても午前中あったんですが、この経緯について、補助額が100万円というふうな形になりました。質疑の中では今までソフトとハードの部分が一体にするということと、90%の補助率にすること、そして、100万円を上限とする、この3つの変更をされてありましたが、この100万円という数字をどのようにして決定されたのか、その経緯についてお尋ねします。 511 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 512 ◯地域振興課長(末松隆明君)  補助金を100万円にした経過についてでございますけれども、これまでの各校区の事業の実績等から備品等の購入費用、これがやはり大きな割合を占めておったということで、その備品購入の費用を除いた事業費、これが大体各校区平均しますと50万円から60万円程度になっております。それで、今後についてはその購入された備品等を利用することによって、100万円の補助金で事業の継続がしていけるんじゃないかということで考えております。  それと、もう1つ、その中で校区が利用しやすくということも考えております。それは今までは10万円の事業をしても1事業という形で見ておったんですが、今度は100万円以内であれば、何事業してもいいということで、各校区でこの補助金を活用しやすいような形に変更もあわせてしておるものでございます。 513 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 514 ◯8番(徳安達成君)  わかりました。  そしたら、各校区では既に事業がされてあるわけなんですね。それのソフトの部分が大体50万円程度というのをおっしゃったと思いますが、今まで行ってきている事業を継続していく、そのための費用というのは当然ここから出していいということで理解してよろしいでしょうか。 515 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 516 ◯地域振興課長(末松隆明君)  校区まちづくり計画の達成に向けて行われる事業については、継続部分についても補助の対象に当然なるものでございます。 517 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 518 ◯8番(徳安達成君)  これはもう既に事業がされている、平均して50万円程度というふうな話があったと思いますけど、校区によっては1事業で既に50万円の予算計上をされて運営されているところもあると私は思っております。  そういう中で、ほかの校区ごとに今やっている事業を継続していく最低限の補助にかかるお金というのに各校区ごとで見たら、結構な差が出てくるのではないかと思います。先ほどの答弁では、上限を100万円ということは徹底するというふうなお考えでございました。この点についてお考えを聞きたいということと、各振興協議会、各校区ごとにあると思いますが、そちらからどのような要望が出ているのか、出ていると思いますが、その点についてお聞きしたいと思います。 519 ◯委員長(谷口一成君)  末松地域振興課長。 520 ◯地域振興課長(末松隆明君)  各校区で実施されます事業につきましては、各校区の運営協議会等で協議をされて、どういう事業をするかというのを決定されてありますので、校区の判断で優先順位をつけて事業を実施していかれるものというふうに考えます。  それと、各校区からの要望ということでございます。要望につきましては、先ほど申しましたように、1事業の金額の枠を外して、要は事業数の制限を設けないとか、あと審査、申請ですね、事業の申請、審査の簡略化あたりについて要望が出ております。  以上でございます。 521 ◯委員長(谷口一成君)  徳安委員。 522 ◯8番(徳安達成君)  個別の事業という形では申し上げませんけれども、特定の校区によっては事業費の多くを、この100万円のうちの多くを既に行っている事業に充てなければ、その事業が継続できない校区もあると思います。そういうふうな事業も、もしかしたら行政がやっていく部分というもので手が回らないところを地域でやっているというものも多々あると思うんですね。そういう意味では、行政区のほうに100万円の上限をどうするとかという話ではなくて、市がやるべき事業と校区で運用していく事業、そういうものについてきちんと整理していただきながら、そういう形の支援ができたらと思っております。  ぜひともそうふうな御検討をしていただきたいということを申し述べまして、私の質疑を終わります。 523 ◯委員長(谷口一成君)  ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 524 ◯委員長(谷口一成君)  これで2款.総務費を終わります。  お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 525 ◯委員長(谷口一成君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会いたします。      (午後2時01分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...